所得顔雑録

タカヒロを 下から読んだら 浪費過多
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「俺の番を待ってろよ」
語れ今冬見たヒーロー映画を140字



2010.12.27
「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国」

歴代のウルトラ戦士頼みの演出からついに脱却、王道展開のヒーロー映画として非の打ち所がない。
往年のファン向け演出も散りばめられ、ミラーマンのテーマが流れた時は涙が出そうだった。
そして全てのウルトラファンが驚いた“あの”戦士の登場というサプライズ。滾る!


2011.01.02
「仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブルfeat.スカル MOVIE大戦CORE」

評判が今一つの今作。けど、たとえストーリーが散漫でも「変身ポーズ」と「必殺技」さえあれば僕は容易に燃えられますね。単純。
スカルは「ライダーになってしまった者の悲哀と決意」という石ノ森ライダーに対するリスペクトが感じられて良かった。吉川晃司にいちいち痺れながらダブル好きで良かったと思ったよ


2011.01.02(ライダーからのはしご)
「キック・アス」

この映画を見て、自分が出来うること、自分が持つ信念、そして「正義」について考え出したらその夜は何も手につかなくなってしまったの俺は。
“Wait'till they get a load of me.”



「大内君にとってベースはヒーローになるための変身ベルトなのね」
とはライターでゴールデン街のママであるユーキさんに言われた言葉。

「ライブを見てたら、大内君はバンドマンじゃなくてヒーローになりたいんだなってわかった」
撃鉄ギター森岡談。

サマーソニックで僕があの事件を起こしたあの日
「この日間違いなく、彼は僕にとっての一番のヒーローだった」
撮影に携わってくれた竹内君が残してくれた記録の一文。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1562048644&owner_id=662201



キックアスを見て今一度考える。そう、漠然としたヒーローへの憧れ。自分の卑小さが見えた時、彼らの揺るぎない愛や正義に対して羨望を抱く。

僕は強くないし、特殊能力もないし、人気もないし守るべきものもない。掲げられた使命もないし、正義に殉ずる勇気もないだろう。
だから僕はベースを手にして、ステージに立とうとした。それがもう8年前。
そうして今、僕はここにいる。



“正義には力が伴わなければならないのか?
それは違う”

| kaznoco | DIARY | 23:59 | comments(3) | trackbacks(0) | -
2010年、やっと見えてきた欠片
ベースのこと、プレイヤーとしての自分、ここに来て今とても強く意識し始めている。



自分はベースが上手い だなんて、僕は一度足りとて思ったことはない。
ライブハウスに出る度に、また今日も出演者の中で自分が一番下手クソだと思ってはその感情をベースを振り回すことで掻き消す、五年前からずっとそうしてきた。

そしていつからか「俺ベース下手なんで〜」と自ら率先して言うようになった。
必要以上に自分を卑下することで、意識を高く持てない自分を庇っていたのだろう。得てして人に言われるよりは、自分で言った方が百倍楽じゃないですか、ね。


けど、もうそれは止める。今になって、そういう決意ができた。
ベースは僕が“音楽の演奏”という大それたことを人前で堂々と行える唯一の楽器であり、この世界と戦うために手にした唯一の武器でもある。
そしてそれは僕が今生きている姿、スタイルでありスタンスだ。だからこそ、ベーシストであることに誇りを持ち、真摯に向き合わなくてはならない。

そんな当たり前のことに気付くのに、ずいぶんと時間がかかってしまった。



太平洋不知火楽団は今年は全国盤を初めてリリースして、初ワンマンを四時間行い、全国あちこち回って、O-EASTから土蔵までありとあらゆるライブハウス、バンド企画、イベント、下北フェスに至っては三度、果てはサマソニにも出演した。
後ろ盾も何もない一介の無名バンドが、多くの人たちに支えられながらも自力でここまでやってきたのだ。
無我夢中で駆け抜け、数々の戦いを繰り広げてきた一年間だったが、今これを全てを経験値として昇華できるか、それが来年に向けての課題であり、布石となる。


僕の周りを跋扈する、恐ろしくも愛すべき同業者達。
今年はTOKYO NEW WAVE2010に参加して、同じイベント同じコンピ…という同じ土俵に立った上で改めて目にして耳にしたベーシストは皆、唯一無二の色を持ったとんでもないプレイヤーだった。ツダ君、溝渕さん、飯ちゃん、シノさん、全ちゃん、ラリー、バンビ君、わだまり嬢、入井さんも…昴も。今年一緒にツアー回ったオワリカラツダ君とセバス飯ちゃん、そして雨先案内人のポンチョ君には、そのポテンシャルを毎日見せつけられ、感化されつつも発奮した。下北沢で幾度となく時間を過ごした大切な盟友、撃鉄田代兄と元クリポ大迫(で受付にいるSUNN高木)。ライブ後よく現れるエジプト139(さん付けしづらい)。打ち上げでいきなりベースの暴れ方を聞いてきた変なやつに会ったのは夏前、気づけば超高速でのし上がりまくってきたエネルギーの塊ディスパニ松坂君。個人的に「一番コピーしたいベース」を弾いていた元AFRICAEMO川見君。存在が気高すぎて目標にすらできない河野さん、来年度最初に立ちはだかる壁と言っても過言ではない、ふくろうず卓丸君。

僕の中では神である中尾憲太郎さんと話せるようになったのも今年だった。大学時代コピーしまくって、DVDをコマ送り再生して奏法やアクションを研究した、人生を変えてくれたといっても過言ではないヒーロー。そんな人に、ライブハウスで会って普通に声を掛けて貰えることは、僕としては未だに有り得ないことだし信じられない。
尊敬する先輩と言えば、赤い疑惑のクラッチさんと、あら恋の劔さん。劔さんにはサマソニの舞台裏で絶対に忘れられないであろう貴重な時間を共にさせて貰った(過去ログに少し書いたよ)。僕の中で劔さんはかまってちゃんや撃鉄のマネージャーである前に、死ぬほどカッコいいベースヒーローである。

帰ってきたヒーロー、チッツの列車強盗(ex.幸ちゃん)、乍東十四雄の青木君。昔から多くの場で切磋琢磨してきたimamonジョンやHOMMEみっちゃん、こんなに会ってるのに未だに正体を掴めた気がしない四天王(笑)、テングのクボヤ、salsa佐藤君、キンヌラまこっちゃん、都心のサエキ君。sisiのMr.カロリーには今週末久々に会うな。YUTOPAN!?最近会ってないけどエポケー遠藤君や抜刀術のようなベースを弾くクリープハイプのカオナシ君(この呼び名は慣れない!)。八十八カ所のマーガレットには毎日だって会いたい。蔵フェスで多くの素敵な時間を過ごしたデロドロひかりちゃん、巨人、グーミ藤井さん。性別と若さの時点でこちとらもう白旗だぜ、ソンソンのジェット、ラブ人間のえみそん。てかデフォルトで白旗上げますよかなわねぇもん灰緑のお兄ちゃんやSorrys!MKT。あんなに上手いのにこんな若輩者に優しく接してくれるURBAN修平さん、寺中さん、入力親父もそう。あ、新たに笹口聡吾の横に立ったベーシストその名は早瀬。(ex.URGA)

現状第一線を退いてはいるものの、僕らのリリースに駆けつけてくれた永遠のライバルたち。元オブストラクションアサノ君と元GEVAヒラオカ君。君らに会えたのがどれだけ嬉しかったことか。

先述の通り今回のツアーを経てこんな風にベースについて真面目に考えるきっかけとなったのははこモーフかなえちゃんで。

そして何よりかけがえのない存在である、ここまで名前が出てないならもうわかっているだろうが、勿論そう貴様だ!不完全密室殺人舟橋孝裕!


このリリースツアーがなかったら、危うくこんな多くの邂逅を見逃すところだった。これは安っぽい仲間意識などではない。むしろ全員敵視してもいいくらい。敬愛する沢山のベーシストに出会い、沢山影響を受け、それを自らの糧にした。
そう、だから、俺もやる。



ツアー後はすでに三本のライブを終えた。
10日のひらくドア企画ガチンコ4マン、イベンターでもバンドマンでもない一人の女性が300人を動かした12日のあずちゃん企画、17日のはこモーフツアーファイナル。
この三回のライブで、自分の演奏、そして何よりバンドの演奏に「手応え」を感じられるようになりつつある。17日は、個人的には最高の内容だった。何かが確かに変わりそうな気がしてる。

ツアーを終え、僕はそれまで着ていた派手な衣装を脱いだ。これも、自分への自信のなさをカモフラージュするものなんじゃないか、と思ってしまったからだ。そう思ったら、あんなに拘ってた衣装に急激に興味がなくなった。
さらに、ツアー明けに見たMOROHA企画(THEラブ人間・SEBASTIAN Xとの3マン)で、本当に何事かと思うくらい自分の価値観が変わってしまうほどのステージを見せられたのも一因だ。「明日何着ようかなー」なんて考えてる場合じゃねぇぞ、と面食らった。
まぁ考えすぎかもしれないし、僕のことだからまたふとした弾みで変な格好をすることもあるだろう。だが、今はこの湧き上がるいきり立ち具合に素直に従おうと思う。
実際、意識的な面は大きく変えることができた。



僕はこの世界で誇り高く戦っていけるだろうか。
課題も目標も山積している。今にも崩れそうなくらいに。思わず目を背けたくなるぐらいに。



OK、やってやるさ。

目の前の全部、ひっくるめて。

| kaznoco | DIARY | 00:00 | comments(0) | trackbacks(0) | -
駆け抜けて10月第三週
10/18(月)
関西ツアーが終わり解散したのも束の間、夜にはまた集合し「disk union TV」生出演。
生放送中なのに出演者全員で八ツ橋をむしゃむしゃ食べたりする。

http://www.kampsite.jp/basekamp/ (そのうち再放送があるようです)

これまたnakaさんが一秒足りとも逃すことなく放送中の言動を克明に綴っています。 こちら これでもう長々と放送みなくても大丈夫!
そう、スタジオ内に蚊がいたんだ。日本の自然環境もいよいよ明確に変わってきやがったな。あったかいのはいいことだが。



10/19(火)
7月に行われた撃鉄天野ジョージ主催コスプレパーティーで作った「仮面ライダーW」の衣装は、その後もワンマンで着用してYouTubeやら色んな人のブログやらツイッターやらで公開されだいぶ陽の目を浴びた(?)わけだが、巡り巡って某レーベルからPV出演のオファーがきた!笑

台本には「仮面ライダー様 14時入り」と書かれていた。ついに人生初の仮面ライダーとしての仕事! ただもちろん「ライダー」という固有名詞を出すと版権的に120%NGなため、「なんだか変な服を着た変なポーズをとる変な人」としての出演である。笑

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踊ってばかりの国滝口くん、なぜか名古屋から来ていたパイプカットマミヰズ吉田くんと久々の再会。

なお原宿のど真ん中でこんなカッコをしている俺はこの日で26歳になってしまった!!!ファック!
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10/20(水)
ディスクユニオン中野店へ。
ここでは大学の後輩が働いており(HOMMEのニイ&俺と一緒にバンドを組んでいた輩)、幾分ひいき目の展開をしてくれている(はず)
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しかしこいつの口から衝撃の事実が。
おかげ様でディスクユニオンにおいて「太平洋不知火楽団」は好調に売れているのですが、なんと中野店での販売枚数は 「 1 枚 」!!!!
下北店限定特典の弊害!? これはいかん!先輩としてのメンツが!!


備考として、どうやらその一枚を買ったのは壊れかけのテープレコーダーズのコモリ君らしい。笑



10/21(木)
渋谷LUSHにてライブ。
音作りを見直そう。最近はとってもとっても行き詰っている。正直ベースのこととかよくわからん。

さて笹口が演奏前に言ったMC 「こういう感じは久しぶりだ」
別にライブ時の雰囲気なんてホームでもアウェイでもどっちでもいいし客の入り具合も関係ないが、この日のこのハコの万象はこの一言に尽きる。



10/22(金)
ひたすら労働。粘り強く稼ぐのは金ではなく心の余裕。



10/23(土)
THIS IS PANICから突然バトンを渡された、アイドルのUst出演。その名も「愛原みや美のみやビームパラダイス」過去回を見てみると、URBANフェチ、父親タイガーマスク似、撃鉄、ディスパニというおもしろ知り合い大集合。
お台場のスタジオから生中継されるこの番組、約1000人の人が見ているという時間帯視聴率(ものは言い様だな!)世界三位というおばけユースト。

アイドルにたじたじになっている僕たちの醜態はここから全部見れます!! こちら
http://www.ustream.tv/recorded/10366573

なお俺は自分の声が世界で一番嫌いだ!
みやビーム


夜は再びradioDTMの収録。僕らのPVをビックリハイクオリティで撮ってくれた上に営業まで手伝ってくれたDTMの皆。今回はその大反省会!ということで、「制作秘話」、さらには「今後の展開」まで語りました。「それっぽい言い方」!
ラジオ配信は今週の土曜ということで、お楽しみにどうぞ。

radio DTM  http://radio-dtm.jp/



| kaznoco | DIARY | 21:12 | comments(1) | trackbacks(0) | -
月末報告書(2010年9月)

その後明け方にした話が脳裏をよぎる。20代の表現力は40代のおっさんに及ばないのか、という現実に直面する題について。


9/16
Motionでエジプト文明ズ企画。撃鉄天野がツイッターを利用し勝手に話を進めた「動員100人未満だったら即解散」を巡り、現実でもネットでもバカみたいに盛り上がった。
クリーピー大迫&撃鉄天野とワリカンし解散祝いに花束を買いに行ったら、さすがは歌舞伎町、3000円もしやがった。身銭を切った分、解散してもらわないと困る!
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結局は客+出演者+ライブハウススタッフ合わせてギリギリ100人がこの企画のために動きました、という強引すぎる幕引きで終劇。ちなみに花束を買いに行っていたのでエジプトライブはほっとんど見てない。笑



9/18
西荻窪FLATにてグリンゴ企画に出演。初めて入ったFLATはその名の通りフラット。
グリンゴはもう四年以上前から交流がある大先輩で、同じくこの日出演していたカモレは太平洋不知火楽団がまだ前進バンドだった頃から企画に出てもらっていた仲だ。
太平洋が一度も止まらず(止まれず)五年近い歳月を重ねている間に、グリンゴもカモレも結婚や就職それに伴う活動休止やサポートの加入など、多くの困難を乗り越えてきた。そして今またこうして各々の生活を確立した上で、再びオリジナルメンバーで活動している。筋金入りのバンドマンを僕は尊敬する。

当たり前のようにやってきた太平洋不知火楽団のこの五年だが、不動の体勢で続いている僕らの方がむしろ稀有なのかもしれないと最近思う。今の僕に25歳の現実感は、ない。



9/19
グリンゴ企画からの夜勤からのFIREJAM。完全DIYで行われるインディーバンドによる野外フェス。
これがまぁ去年は死ぬほど会場が遠くて様々なトラウマを残した不知火ズ一同は今年の参加を見送ったのだが、今年は電車で行けるとのことで個人的に遊びに行ってみた。

すげぇところに来ちまったな
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すげぇところに来ちまったぞ
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音楽家である諸兄の同意は得られないだろうが、俺はフェスに出るよりも見る方が圧倒的に好きだ。
1万円もらってフェスに出るよりも、1万円払ってフェスに行きたい。俺はフェスの究極に自己満足的な楽しみ方を知っている。
少なくとも今年のFIREJAMは、出演した去年より遥かに楽しんだ。

日付が変わる頃、キングヌラリヒョンコジマ君の車で帰宅。フェスは「楽に帰る」これ以上の喜びはない!心からありがとうコジマヌラリヒョン!

アウトドア後ののし掛かる憔悴感を抑えろ俺。



9/22
練習後、来来来チームで元マヒルノのハリエ君がやっている高円寺の飲み屋で収録作業。
今回のリリースにあたりディスクユニオン下北沢店で限定特典を付けるのだが、その特典「ラジオ風対談」の収録である。ナビゲーターはユニオン店員でtacobondsのDrアリトさん。
収録模様はUst中継。多くの人がこのグダグダトークショーを見守った。
俺は収録中に潰れた。



9/23
今月も景気のいいライブがやってきた。KING BROTHERSマーヤさん率いるN'夙川ボーイズ、新ドラムが加入したばかりのワッツーシゾンビ、ミドリ後藤さんとペンペンズPA道下さんのキラキラファンタスティック、というアホほど関西度が濃厚な一日にぶち込まれた太平洋不知火楽団。
しっかりと前座を果たせた!とは思ったが、夙川とワッツーシを見た後にした反省が「ちゃんとやりすぎた」。見る人を楽しませることが出来るのであれば、自分のやりたいことをやりたいようにやれる権利はあるのだ。
そもそも前座のやるべきこととは、公的には場を温めること、そして私的にはいかにメインを喰うか、いかに一矢報いるかという心意気でぶつかること。こういう日はいつもナニクソ精神剥き出しの爆発的なライブをしていたつもりだが、この日ばかりは関西のカリスマたちの足下にも及ばなかった。悔しい。

ライブ後、30分の間に三回撃鉄ターシーに間違えられる。モーモーの矢…ではなくゲイリーさんも撃鉄と太平洋のベースを同一人物だと思っていたらしいが、どうも俺たちの顔は関西の人たちには見分けがつかないようだ。



9/25
radioDTMさんの企画の一環としてPV撮影を行うことに。とある大学の広大なスタジオを貸し切り、Dancinghellを13時間かけて撮る。
ワンテイク目から全力でぶっ飛ばし、もう開始30分で意識が飛びそう。休憩の度に熟睡して体力を回復。


その様子(メイキング)がYouTubeに。 こちら
さてとんでもないものが出来るのは間違いない。お楽しみに。


radioDTMは、会社でも何でもない。映像作家やラジオ会社で働く音楽好きの仲間同士が集まって、面白いことや好きなことを無償で発信している人たちの集まりだ。今回のPV撮影も以前のラジオ配信も、金銭的な関係や契約の類は全くなく、ただ純粋にお互い面白いことをやりたいというだけで始まった。
本当に、このリリースに関してはたくさんの人にお世話になりまくっている。形はどうあれ恩返しがしたい。こんなことを言うのは初めてだが……実績がほしい。多くの思いを裏切れないから、本気で頑張る。


9/26
PV撮影を駆け抜けた翌日は、長野県松本市に遠征。slum企画。

地方で歓迎してもらえれる、という経験ができるようになったのはいつからだろう。二年前、フジロックに出た勢いで決行したParadiseとの夏ツアーは、お前ら何しに来たの、といった雰囲気をたっぷり味わったし、その後のHOMMEとの冬ツアーも動員らしい動員はほとんど無いまま終わった。
思い起こせばマメに地方遠征をするようになったのは今年になってからで、SEBASTIAN Xやオワリカラのツアーに同行して多くの人たちの前で演奏する機会に恵まれたり、TOKYO NEW WAVEが動き出したことで仲間のバンドと一緒に地方のイベントに呼んでもらうことが増えた。
そう考えると、単身で地方に渡り、ここまで思い切りやらせてもらったのは何気にこの日が初めてだったのではないだろうか。最高の雰囲気で良いライブができた。ありがとうslum!
地方遠征とは、ライブをするのと同じくらい「その地にいる人に会う」ということが大事だ。そういった意味でも、この日は数多くの出会いがあり、収穫だらけの本当に素晴らしい日だった。

帰りは大豪雨。FarFranceの新譜「OICY」をBGMに爆走中、派手なスリップをぶちかまし死ぬところであった。Far Franceはすべらない!


9/27
江古田から池袋に移転し新装開店した定食屋、洋包丁へ行ってみる。変わらぬ濃い味付け、変わらぬ店員、新メニュー追加、若干値上げ、など。
何が一番変わったかって、店内が綺麗すぎてGが出なそうということ。Gが出ない洋包丁なんて…


9/29
合コン。ではなくはこモーフとツアーの打ち合わせ。カナエちゃん(☆3☆)


9/30
ワンマンに備えて5時間スパルタ練習。我ながらハンパない曲数だ!練習がおっつかない!

下北沢で所用を済ませ、明け方まで明日の準備。いよいよ10月1日がやってきた。


| kaznoco | DIARY | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) | -
中間報告書(2010年9月)
 低トルクで空転し続ける、何年ものあいだ、俺



二つのブログの使い分けをしてる余裕がないのでとりあえず。
10月から再始動するよ、と書いとけばやるだろ。たぶん。



9/1
毎月一日は特撮リボルテックの発売日ということで、同志タカハシヒョウリと秋葉原へ。秋葉原ヨドバシの超広大なおもちゃ売場を探検。購入後はいかにも子供らしくオタクらしく、マックで商品を片っ端から開封する。
タカハ氏のことは友人として猛烈に愛していて、バンドマンとしては盲信的に尊敬してる節がある。なんで俺みたいな音楽的な才もなければ学もない雑魚キャラが、こんな孤高の天才と仲良くやれるのだろう、と時折考えることもある。死ぬほど嬉しいけど、不思議は不思議だ。こうして、テーブル越しにモスラとモゲラを弄っている今も。


9/2
お賽銭泥棒企画へ。昆虫キッズには間に合い、このバンドの無限のキャパシティみたいな後光を見る。
この日のトピックとしては“山田マリファナ”という、「コーポモネ」というファンが日本に二人しかいなかったバンドのメンバーで、FarFranceケンジとケンカしてHmountainsをクビになりライブハウスに来なくなった、ツンデレという言葉ができる前から誰よりもツンデレで、トランプで言うところの自称ジョーカー、みたいな男がいるのだが、物凄ーく久々の再会。会いたい会おうぜと長年ラブコールを送った後の偶然の再会だったわけだが、口の悪さと気の弱さは相変わらずの愛すべき俗人だった。生きてさえいれば、いずれは誰にだって会えるという例。
…が、打ち上げで人生初の同郷(栃木県大田原市)でオナ中(野崎中学校)の女の子と出会い、山田のことなんて軽く吹っ飛ぶ。


9/3
練習、仕事


9/4
太平洋不知火楽団初の八王子上陸。she might be swimmer企画。満員の観客の前でやらせて頂く。本当にありがとうございます。企画名「13月」にちなみ不知火ズのお蔵入り曲「13月」を久々に蔵出ししたら、思いのほか好感触だった(と思う)。
打ち上げではふくろうず高木君…こういう場所に現れるのは非常に珍しいね…と一通り話した後、睡眠。ここ最近は酒が入ると十中八九寝ちまう俺は日和っている。タバコの火を押し付けられても文句言えねぇぞ。


9/5
下北沢ベースメントバーにてライブ。下北沢はお祭りで、封鎖された車道に酔っ払ったおっさんがゴロゴロ転がって異様な光景だった。それにしても下北沢は、御輿のデカさに対して道が狭すぎる!早く再開発しろ!
この日はクウチュウ戦、nayuta、はいからさん、スーパーノア、salsa、という後々まで脳裏の残りそうな凄まじい日で、うちがトリをやっていいものか、という気分になるくらい圧倒された。
そしてイベント自体がかなりアッパーに盛り上がったのは、他の誰でもない、出演者でもない、普通に客として来ていたURBANフェチのスーパー野田ブラザーズのおかげでした。これだけはもう間違いなく。あれは一つの指針だ。まさにリスペクト。


9/6
撃鉄天野飲み会に一時間ほど顔を出し、すぐさま仕事。いつもの顔ぶれに加えて、385ミヤさんやHOMMEのみっちゃんなど。これは長居したかった。
楽しみを殺して仕事をするのは美徳か。それは日本人的感覚なのだろうが、少なくとも今の職場に身を捧げたらは俺は「詰み」。時間あげるんでお金だけぼくにください。


9/7
夜勤明け、radioDTMの皆さんと打ち合わせ。皆様方の善意で、また一緒に面白いことができそう。

夜はMARZでソンソン弁当箱企画。THEラブ人間を見て「こいつら容赦なくどえりゃあバンドだで」としみじみ思った。これはちょっと対抗手段が見つからない。
撃鉄天野弾き語りが場数を踏んだせいか予想外に良くなっていて笑う。セバスもカランコロンは言わずもがな、まぁちゃんと言えよって言われたらそりゃ勿論良かった!と手放し賞賛するし、仕事の都合でほとんど見られなかったがソンソンも相当やってくれたらしい。新しい時代を作るのは老人ではないのだ。


9/8
Motionの店長でありabouttessのギタリストであり男であるタクトさんとサシで話す。出演者と店員として、バンドマンとバンドマンとして、男と男として向き合った。


9/9
全国盤のリリースにあたって渋谷で打ち合わせ。俺たちには金も権力もありゃしないが、ただじゃ負けねぇ。

夜は小田急に延々と揺られ映像カメラマンの竹内君宅へ。彼を簡単に紹介すると、神聖かまってちゃんのライブ映像担当で、太平洋のサマソニ映像をアップしてくれた人で、かつて俺がYouTubeで最も再生した動画「チッツ/メタルディスコ」の製作者。5月に運命の出会いを果たし今に至る。
今回は10月に自主企画に大阪の草バンド「チッツ」を呼んだカミイ君を交え、チッツ好きによるチッツ好きのための映像上映会「チッツ会」のはずだったが、話が盛り上がりすぎてほとんどチッツは見れなかった!代わりに見たのがボーカル菱田君がやっていたひどいバンド「三億円」。
今日集まった三人は、2008年初頭のチッツライブでどうやら同じ空間、それも超至近距離にいたらしい。これが「縁」というものだ。

さて、仲良くなるのと心を許すのとは別だろうか?


9/10
練習、仕事。


9/11
TOKYO NEW WAVE 2010による新宿大イベント。
この日のことについて僕が喋ると角が立つので多くは書かないが、とりあえず…まず色々とごめんよ、ということと、皆ありがとう、君らが仲間で本当に良かったよ、ということ。


9/12
父に誘われ競馬場へ行った。いかんせん体と財布のコンディションが思わしくなかったな。


9/13
某特典の製作締切。丸一日かけて仕上げ、監督津金に駆け込む。とにかくギリギリで、撃鉄企画に行く予定は完全に崩壊してしまった。夜勤。


9/14
3カ月連続太平洋不知火楽団企画の笹口騒音ワンマン。
この企画の3カ月通し券、これが実は8月のフェスと10月のワンマンだけ来ればモトが取れてしまう価格設定の代物なのだが、ド平日のこの日も皆しっかり来てくれた。
津金はこの日ある計画のため機材持ち込みでライブレコーディングをおこなっていたのだが、かく言う僕はこの日は完全に暇人だったので、たまっていたツアーブッキングや地方CDショップへの営業などを楽屋で淡々とこなし、忙しいフリを装っていた!しかしその甲斐あり、この秋冬はバンド始まって以来の熱い日々になりそうだ。

三時半のガッツリノビノビワンマン。はじめてこの声を聞いてから、もう8年くらい経ったわけだ。


9/15
下北沢で「出れんのサマソニ」大打ち上げパーティーが開催されるとのことで赴く。
ご存知の人も多いだろうがサマソニの舞台で問題行動をぶちかまし大目玉をくらった俺。果たしてこの会に参加していいものかと迷ったが、いずれにせよケジメはつけないとだめだ。

結果から言うと、この夜はとにかく実りが多かった。すべての出会い、体験、聞いた言葉が俺の血となり肉となった。
たとえば今Twitterというものをやっているが、これが時間と気力を大量に消費する曲者で、ふとページを開いた瞬間に他人の負の感情が意図せぬ形で流れ込んでくるのが非常にしんどくなり、しばらく見るのをやめていた。
そんな中、ディスパニたちと一緒に聞いたダイノジの大谷さんの話は目から鱗が落ちる思いで、非常に感銘を受けた。ますはツイッターをもう一度ちゃんとやってみよう。すべての可能性を生かすことを考えたい。

また、二年振りくらいにいしわたり淳治さんと腰を据えてお話することもでき、僕らが色々な所で色々な人に支えられていることを知る。そして、いかにして音楽や楽器の演奏に向き合えばいいか、長らく抱いていた疑問が多く解消された。現在進行形の大人たちは、凄い。マジ強い。


…ちなみに例の件については、そんな大人たちに「あっ」と言う間に吹っ飛ばされました。強えぇ

不肖大内、意識変えます。
おもしろ三国志さんばりに「ガチ」になりたい。あの人は完全に本物だった。音楽家としてもオタクとしてもあるべき姿を見せつけられた。

そんなこんなでもちろん終電はなくなったが、餃子の王将に行けば誰かしらいるだろうと足を運ぶと、奇跡的というか案の定というか撃鉄天野とクリポ大迫がいて、見事に何とかなった。二人が帰ってからは入れ替わりにHOMMEニイが登場、真面目な話を激情的に交わし長い夜は続く。




この先はとんでもないライブばかりだ!


9/23(木/祝)
下北沢BASEMENT BAR
OPEN 17:30 START 18:00
TICKET 前売2300円
N'夙川ボーイズ / ワッツーシゾンビ / キラキラファンタスティック(道下慎介+後藤まりこfromミドリ) / Che-a

ちびるほど素敵なKING BROTHERSマーヤのソロバンド夙川、ワッツーシに後藤さんというこれでもかと関西な一日にオープニングアクトとして殴り込む。こんなに取らないからおいでよ


10/1(金)新宿Motion
OPEN 18:00 START 19:00
TICKET 前売2000円(+1D)
太平洋不知火楽団ワンマン!

観客vs太平洋不知火楽団vs!地獄の三時間耐久ワンマン!


10/9(土)
大須OYS 農村企画
なぜかCDの発売日を名古屋で迎える我々!!


10/10(日)
ディスクユニオン下北沢店インストアライブ
レコ発インストア!店内で大暴れ!嫌いなバンドのCD叩き潰します!嘘です!ぼく嫌いなバンドなんていません!


10/13(水)東高円寺U.F.O CLUB
『中央線ラプソディーVol.8』
OPEN 18:30 START 19:00
乍東十四雄 / ソンソン弁当箱 / フジロッ久(仮) / 昆虫キッズ
DJ:長州ちから(十代暴動社)

なんだこの完璧な組み合わせのイベント!


10/15(金)大阪SUN HALL
10/16(土)京都nano
リリースツアー第一弾ははこモーフとの合コンツアー


10/24にはやっと呼んでくれたFar France企画、
11/3には下北沢のフェス「Shimokitazawa round up」
11/7は俺にとって今年一番大切なライブになるであろう不完全密室殺人の復活ライブ
11/26にはダイノジさんのイベントでTHIS IS PANICととんでもびっくり3マン!
東北、中部、関西ほか太平洋沿岸を行ったり来たりします。


俺はこんなだが。ライブハウスを通じて交わりたいと思ってます。
現場に嘘はないから。

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【テスト】お買い得!おまとめダイアリー(2010.4〜2010.5)
一応本家として稼動させたい「所得顔劣情記」との同期(?)を試す
 

【4/1】赤い疑惑のアクセル長尾さんと飲む。先輩から様々な教えを受ける。DIYの可能性を追求したい。【4/2】渋谷LUSHにてandYoung様 大阪からいらっしゃいませライブ2。ボアズ・モーモー・太平洋で迎え撃った前回に続き、今回はオワリカラと撃鉄。いつもながら加納さんを神に見紛ってしま うかのようなライブであり、ボアズ三人は客席でも完全にボアズであった。夜勤五時間。【4/3】夜勤九時間。andYoungの東京ツアー3days、溝 渕さんたちは全部行ったとの報。【4/4】新宿Motionにてsisi企画、満員御礼。先週TOKYO NEW WAVEで蒔いたばかりの小さな種が早くも芽を出しつつあるようで感動した。演奏より衣装が好評を博した気がするが、んん?【4/5】夜勤12時間。【4 /6】新宿Motionに笹口騒音を見に行くはずが案の定寝坊し、諦めてタワレコへ、ふくろうず購入。同日発売の相対性理論とカチ合っており、混沌なきカ オスだった。Motionに戻りHmountains、実はマルチプレイヤーマスシンLOVE。夜勤。【4/7】練習、ネットサーフィンに興じる。【4 /8】都内某所に赴き打合せ。最寄りの九段下駅の武道館ではたまたま母校日大の入学式が行われており、18歳のキラキラビームを浴び不意すぎるノスタル ジックを感じる。迷惑極まりねぇ。靖国の桜の下で揉めたり刹那に散り行くさだめと知ったりした後ボアズのツアーファイナル新代田に足を運び、一言で言うな ら愛一文字(いちもんじ)。【4/9】夜勤12時間。【4/10】都庁の真下にて、ふくろうず内田主催のバンドマン花見大会。何かが燃えたような気もする し、色んな一線を越えた気もするが、とにかくとても表沙汰にはできないような狂気のバイブスパーティーであった。その後も夜勤、完全にアルコールが残って いるが全力で平静を保つ。【4/11】渋谷へ。LUSHのオワリカラ&セバスが出るライブと、屋根裏の撃鉄などが集う狂乱のイベントをハシゴするつもり (実際した)が、なおさん(何かとすごい人)から呼び出しがかかり新代田FEVERのセカイイチ企画へ急遽移動。幾つかの目論見は外れつつも、普段接点の ない方々の音楽を聞き、そう言った多くの人たちと交流させて頂いた。ハマオカモト君は実際話すとそこまで親御様似ではない好青年。渋谷に戻ると、LUSH も屋根裏も祭りの後。どっちも相当凄かったようで、余韻だけ味わう。桜花賞も外れたし、何かと上手く回らない日だった。【4/12】渋谷で映画ソラニンを 見る。その昔俺が浅野いにお信者だったのは消したい過去。この日のとても恥ずかしいエピソードをtwitterに書いたところ各所で反響を呼んだので勝手 に見てください☆夜は笹口ワンマンURGA、時間の都合で貴重なシーンを多く見逃す。例によってワンマンでは「夏町」で強制コーラスが待っているわけだ が、今回も大惨事!夜勤!【4/13】野菜を食べてから夜勤。【4/14】新宿LOFTでサーティーンと昆虫キッズ。神宮さんはどこでも最高。昆虫のボー カルはCDとは打って変わり歌が上手くなっていて、これが場数ってやつかー【4/15】神聖かまってちゃんイベントに撃鉄がO.A.として出撃するとのこ とで応援に。信じられないくらい満員の渋谷屋根裏。雰囲気は完全にアウェイ。盛り上げたい俺達もどうしたらいいかわからなかったその時、Vo天ジョーが一 曲目で前宙ダイブ。フットサル選手である彼の跳躍は最前列をゆうに飛び越え、油断していた後列の女子を5人まとめてなぎ倒した!この一発で均衡は打ち破ら れ、あとはステージもフロアもひたすら上がり続けた。あのダイブは感動的ですらあった。THEラブ人間金田君の酒瓶が宙を舞い俺たちがビタビタになったこ とも含め。かまってちゃんは存外ちゃんとしていて、toddleに関しては1ミリも見えなかったが、実はその裏では撃鉄とH社Nさんの歴史的和解が……フ ジロックを生で見ていた者としては究極のハイライトだった!【4/16】新宿Motionでライブ。以前から噂に聞いていた悲鳴というバンドが退廃という 言葉をそのまま形にしたようなライブで最高だった。ロックなんて不道徳でナンボか。俺は道徳的に夜勤五時間。【4/17】夜勤明け、帰り道がなんと大雪。 あたりがみるみる銀世界へと変わっていき、雪かきをするおばさんまで現れた四月半ばの朝。霜焼けになりながら帰ったが、起きたころには何の変哲もない春の 日に戻っていた。サークルの引退公演以来となる渋谷DESEOにて、山形の雄アヤテさんの企画ライブ。This is PANICというバンドがとんでもないパッションで、企画に誘われたので勢いで快諾。【4/18】渋谷LUSHにてBeatHappening×古宮夏希 さんのレコ発に出演。かつては毎月対バンし一緒にツアーも回ったParadiseと実に一年半振りの邂逅。とにかく対バン同士の相乗効果が凄まじいイベン トで、やはりバンド眼のあるイベンターの人しか組めないメンツってのはあるな、と思う。【4/19】夜勤12時間。ぼーっとしてたらボヤを起こす。あぶ ねぇ!【4/20】exPoPが舞台をなんとO-EASTに移し、なんとそこに呼ばれた太平洋。とにかく楽屋が凄い!楽屋の冷蔵庫に無料のスポーツドリン クッ!通路にコーヒー紅茶が用意ッ!アホほどケータリングを堪能しちゃう。広すぎるステージはとにかく気持ち良く、不安だった中音も流石は高級機材、抜群 なのであった。ベースを振下げる勢いで高速前宙。大ステージでのYOMOYAは天照大神もビックリの眩さと神々しさであった。EAST後であろうとも夜勤 10時間。【4/21】今日もO-EASTへ、exPoP二日目。沢山の応援部隊と共にCreepypopを観戦。異質ぅー!【4/22】延々と打合せ in中野。【4/23】夜勤12時間。バンドとバイトしかしてない。【4/24】仮面ライダー電王映画の限定特典つき前売券をゲットすべく夜勤後そのまま 大泉の映画館へ。朝日に身を焦がされる久々の苦行だった。その後練習、夜勤、フラフラ。【4/25】弟の家で爆睡、久々に母と再会。【4/26】高円寺ラ イナーでライブ。久々のHOMMEやよく会うクリポといった仲間たち、こういう組み合わせだと新高円寺みたいな僻地でも人が来てくれる事実がある。ソコラ ノのDrヤスダさん(男)はメスゴリラみたいで最高に熱かった。Gtオオノさんは親戚の電気屋さんに似ている。ヤマダやコジマ等郊外の電気店が隆盛を振る う昨今、町の電気屋さんはより地域生活に密着したスタイルで生き残るしかない。本当に個人経営店には過酷な時代だ。がんばれオオノさん(似の人)!夜勤。 【4/27】夜勤12時間。【4/28】一日で三万円くらい使い新宿縦横無尽!【4/29】練習。明日に備え本気で部屋を片付けるが、かなり汚い部屋がだ いぶ汚い部屋に変わっただけだった。【4/30】朝、名古屋からの車が到着。不完全密室殺人/JONNYの舟橋君を要する「パイプカットマミヰズ」という バンドがツアーで我が家に宿泊しにきたのだ。荷台に転がった汚ぇ臭ぇ全裸の肉塊、これがこのバンドのボーカル吉田君である。昨夜の打ち上げで大変なことに なり、そのまま車の荷台にぶち込まれて輸送されてきたようで、こういうのは大好きだ!ボロボロの彼らを風呂に押し込み仕事へ。仕事が激押ししライブは見れ なかった。高円寺で彼らと合流、二郎を喰らった後我が家に戻るとそこには同居人と大学の後輩が大挙して待ち構えており、波乱の一夜が再びやってくるので あった。【5/1】東京の阿呆共のせいで色々と問題は起こったが、とりあえず彼らの滞在は無事に終わり、この日の新宿Motion田野さん企画、太平洋ラ イブを見て彼らは旅立っていった。対バンはARTLESS NOTE、Sorrys、そしてsajjanu。プログレバンドである彼らに東京インディーズのかなり面白い変拍子な一面を見せることができたと思う。ま た、この日の幕間アクトであった竹内君、この人はかつて一世を風靡したナンバーガール動画「TATTOOありまくり」の作者で、神聖かまってちゃんの映像 担当として有名な竹内神でもあり、そして俺が人生で一番見たであろうYouTube動画であるチッツ「メタルディスコ」の撮影・製作者でもあった。驚愕の 出会いはいつも突然やってくる。余韻に浸りつつ夜勤5時間。【5/2】夜勤明け、父に誘われ東京競馬場へ、指定席!!眠すぎ酔っ払いすぎで全然当たらね え。府中から秋葉原グッドマンへ、オウルライツ企画。この日の笹口騒音は震えるほど鬼気迫る演奏だった。毎回あのくらいなら日本最高峰の弾き語リストだろ う。埋火は演奏はじまりの「埋火〜と申〜します〜」という歌声で一瞬にして心を持って行かれた。ただ、「埋火」の読み方が「うずめび」なのか「うずみび」 なのか「うめずび」なのか俺は知らない。次は超速で新宿に戻りMotion田野企画二日目でthe mornings、ひとしきり熱を上げ、家に帰り卒倒。【5/3】銀座のミッフィー展へ。ミッフィーは無表情で気持ち悪いという印象しかなかったが、海パ ン一丁姿のミッフィーに心を射抜かれ完全に俺の目はハートに。絵葉書を購入し、部屋に張ってラブずっきゅんしてる次第。夜勤12時間。忙しい!連休死ね 【5/4】代々木公園で笹口騒音弾き語りの会。広がる野原で笹口愛に溢れた時間が過ぎる。ボアズ石原さん&笹口騒音によるアンドヤングのカバーと HAPPY1982を君は聴いたか?近くの原宿でふくろうずのライブがあるということでお邪魔し、彼女らが構築させつつあるステージを見た。もうライブ中 に「○○○ー!!」なんて言えねぇずら。で、踊ってばかりの国すずめくんの脳内構造はいつも気になるよ。夜勤。【5/5】気が付けばGW最終日、ここ数日 飛ばしすぎて無理がたたったか体調不良、全ての予定をキャンセルして轟沈。【5/6】下北沢ベースメントバーにてライブ。主催者の石井さんは俺の全裸時代 を知る数少ない人だ。深夜近く駐車場で謎のネットラジオを収録。ボキャブラリーの欠損を痛感。【5/7】大獣神購入!夜勤12時間しながら大獣神をクリー ニング。連休明けはひまだ。【5/8】練習、仕事。【5/9】二週続けて父と東京競馬場へ、また指定席!馬券を買いに行くと、指定席のチェックをしていた JRAの警備員がsay「太平洋の大内さんですか?ファンです」「!!!」動揺しまくった俺はやっぱり外しまくった。しかしダノンシャンティの追込は凄 かったゾ。【5/10】レコーディングスタート。朝からハイペース。夜勤12時間。体に鞭打て。【5/11】夜勤12時間。やくざ絡みで少し大変だった。 【5/12】練習。津金自由化に伴い朝練昼練が可能に!【5/13】レコーディング難航。その後UFOclubでチーム変態。久々にとってもとってもとっ てもとってもとってもとっても大好きなチッツと再会する。リズム隊が変わったことでガラリとサウンドやスタイルが一変したことは否めないが、メタルディス コの熱さはあの頃のままだった。先日対バンした悲鳴がその時より数段激しくて、驚きと共に感銘を受けた。ぼーっと突っ立っていると10回くらい「太平洋の 大内さんですよね?先日笹口さんと〜」と話しかけられ、笹口騒音の顔がギアナ高地レベルに広いということを知った一日。【5/14】夜勤12時間。【5 /15】新宿ロフトプラスワンにて「ゾイド公開企画会議」なるトークイベント。俺の本懐であるゾイドに久々にガチで触れた。今日の内容が全部理解できる人 は日本にどれだけいるのだろう。少なくとも俺は「日本で一番ゾイドに詳しいバンドマン」だという自信がある。その自信が何かの役に立つことは一生無いが。 ゾイドアニメのOPを担当していたRAMARの生ライブに感動した!そして吉祥寺WARPへ、赤い疑惑イベントに出演。俺は昔からこのWARPの環境が苦 手だったが、この日は違った。イベントが作り出す雰囲気、それは完全なる異空間。演奏する方としても観る方としてもこれほど楽しめるイベントはない!赤い 疑惑の懐の深さを感じる。それにしてもフジロック振りとなるEKDは本当に凄まじかった。打上後は終電を無くし、長尾さんの実家へ伺う。リビングには沢山 の家族の写真が。美しいお母さんの遺影を見て、赤い疑惑の名曲「東京ファミリーストーリー」を思い出して目頭が熱くなってしまった。【5/16】新宿 MARZにてJONNYの野々垣メンバー東京ラストライブ。外人の方々中心のイベントで、その盛り上がりに流れている血の違いを感じた。初見であるとか、 ジャンルであるとかは関係なく、良い音楽ならとにかくノる。これは当たり前のことでありながらなかなか実現しない、最高のライブの形だ。野々垣メンバーと 熱い握手を交わす。【5/17】下北沢シェルターへ、泰山、シャムキャッツ、オワリカラ。オワリカラのライブ盤入手、なるほどこんなこと歌ってたんか。 TOGASHI!YAKIN!12hour!【5/18】Motionに笹口オーケストラバンドを見に行く。笹口楽曲を自分とは違う人がアレンジしている というのは、太平洋でベースラインを作る上でも参考になりそう。夜勤。暇を見てはCD製作。【5/19】びっくりドンキーに初めて行ったらがっかりドン キー。池袋で諸用を片付け。雨でずぶ濡れになった上で眠ったら15時間も過ぎていた。【5/20】練習。【5/21】仕事。【5/22】 SEBASTIAN X企画の完全アンプラグドライブ。アンプはもちろんマイクすらも使わない、生声生音のみの演奏。最も原始的でありながら最も実験的であるという不思議。セ バスのライブはいつだって網膜に永久保存しておきたい奇跡だが、その中でもこの日は別格で、「音楽は素晴らしい」そんな死ぬほど陳腐な言い回しをこの日は 声を大にして言いたい気分だった。こんな人たちと交流できることを本当に嬉しく思うよ。いつだって。打ち上げにはなぜか笹口代理として出席し、一般のお客 さんもいる前で門外不出の話をしまくる。すいません。【5/23】オークスは何とJRA史上初の同着、信じられない結末に震えた。知り合ったばかりの熱い やつらTHIS IS PANIC企画で渋谷LUSH。新曲にチャレンジしたら相当とっちらかった。初のバンド企画だそうで、頭から終わりまで転換中も含め、とても練り込まれた 良いイベントだったと思う。 THIS IS PANICはMCで中産階級に生まれた者の悲哀をリアルに叫んだ。なお俺はライブハウスで金を払ったり貰ったりしている以上、不快な思いになりたくないし させたくもない。【5/24】仕事。【5/25】働く。【5/26】練習。【5/27】外にたむろしている時ゴゴゴゴと地鳴りが聞こえると思ったら worst tasteのリハだった。太平洋(笹口)企画、「NEW MUSIC NEW LIFE vol.3」色々な不手際や機材トラブルが頻発、激押し進行の中でたくさんの人にあの空気を味わって頂き嬉しく思います。調子のりおがO.A.から全バン ド転換中そして本番と調子のりまくりの出ずっぱりで奮闘!しかしこの日のMVPはうるせえよをおいて他にない。うるせえよとは腐れ縁…それこそ熟成され きって悪臭を発しているレベルのド腐れ縁であり、人とバンドに歴史あり。打ち上げは松田兄と添寝。【5/28】夜勤。【5/29】仮面ライダーWの敵の変 身アイテム“ドーパントメモリ”購入のため朝から並ぶ。馴れたもんだぜ。新宿を駆けずり回り二本(弟の分)入手後、意気揚々と津金家へ、初の群馬県高崎遠 征へ出発。かつて訪れた福島県福島市と似ていて、街は綺麗に整備されているものの休日なのに人の気がない。街の文化ごと一緒にアスファルトに埋めてしまっ たような、どことなく気まずい雰囲気だ。さてこの日は東京のライブハウスで毎週のように会うぱちアンドとっとこさんの地元での自主企画。都心部に住んでい る人よりも、郊外や地方に住んでいる人の方がライブハウスという存在に対する情熱は高いと思う。東京からはセバスとシャムキャッツというメンツで、皆、初 見の方の心にしっかり響くような良いライブをした。ぱちリクエストで久々に全身花柄タイツ(コズミックスーツ)で出撃、ダンヘルのイントロ腕振りで目を丸 くしていた女の子がいたのが印象的。東京ではもうすでに飽きられてますー…個人的には地方の親友と久々の再会もあり、とても充実した遠征となった。そして セバスから素敵なプレゼントも貰った。それを手にしながら、行きに車内で興じた謎かけを思い出す。「高速道路のサービスエリアとかけまして 売れないバン ドととく その心は“いつまでもここに止まってはいられない”」おおうっちです!【5/30】今日も早起きして日本ダービーの馬券を買いに行く!結果は… 去年と同じく二着馬買ってなかった!ダービーと有馬は本当に当てられないな。久々の秋葉原GOODMANにてthe mornings企画に出演。モーニングスはもっと人が集まって、もっともっとダイブモッシュが起こっていいバンドだと思う。その証拠に、モーニングスの ライブはそうそうたるバンドマンやイベンター、常連客で溢れている。太平洋は田野店長時代からMotionに出演している古参だが、Motionの常連客 やイベンターとは意外と接点がない。そういった人たちとこれまで何度も接点を作ってくれたモーニングスの人望には感謝しまくっている。ライブ後は家はめ ちゃくちゃ近所だったエジプト文明ズ岡本邸(同居人のジプシールーズ池田社長は屋久島へ自転車旅行中)に宿泊。そこでtacobondsの限定シングルを 焼いてもらったが、なぜか一曲目が「♪アラマッチャン出ベソの〜宙返り〜」byエジプト文明ズ【5/31】気がつけば夏の扉。光陰、アバリスの矢の如し。

| kaznoco | DIARY | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) | -
今月のオタク予定
今月に入ってからは待ちに待った特撮リボルテックの「バラゴン」を購入。
そして「ファングメモリ」初回版を定価の二倍というプレミア価格で購入。これでも一時期の値段に比べたら落ち着いた方だ。
あとは連休中に「大獣神(わずかに欠品あり8400円)」が残ってたら買いに行きたい。


今月のガイアメモリは「カプセルガイアメモリ第3弾」の全八種と、アクセルの強化形態「トライアルメモリ」、そして争奪戦必至の「ドーパントメモリ」。

そう言えば通販限定商品も届くな…
東映ホビーネットから「デネブ未契約ver.」ソフビ、
mono shopから「ディケイド激情態」のソフビ、
そしてララビットからは思わず注文してしまった「タブー&クレイドールのUSBメモリ」……クレジットか代引か振込か、支払い方法を覚えてないし、今さらながら我に返った。USBメモリなんて全然欲しくない!


今月のゾイドはHMM「グレートサーベル」、三割引でも5000円越え。また積みプラが増える。
一緒に「超造形魂」のロックマンフィギュアコレクションも届く。箱買い!6000円!愛するカットマンのために。


最近迷走気味なユニクロのUT、メタルギアとガンダムは今年はスルーしたが、
中旬にウルトラマン&仮面ライダーの柄が発売。これは全種抑えたい。着ないけど。

マクドナルドで今月から仮面ライダーキャンペーン?カードは興味ないからマックカードだけでも買っておこうか


数少ない新刊で買うマンガ、「ネイチャージモン」も今月発売だ。何気にこれが一番楽しみだったりする。

他に注目したいのは、まだ詳細がほとんど出ていないが“今月下旬発売”となっている
「ウルトラソフビ超図鑑」
まさかついにウルトラソフビをまとめた本が…?ウルトラ関係のソフビは、その長い歴史の割に紙媒体でまとめられた資料がほとんど無い。もし決定版と言えるデータベース的な本が出たら、これは大事件だ。期待せざるを得ない!


今月は競馬もGIシーズンだし、大事なライブもたくさん、群馬遠征もある!
どこから出せばいいんだ、その資金は?馬車馬のように働きます!This is 25歳男のモチベーション!

| kaznoco | DIARY | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) | -
春のオタク(低調)
とにかく仮面ライダーWにどっぷりな俺です。
「ガイアメモリ」と名のつく物なら、ダイヤでもウンコでも何でも買ってしまいそうだ。

ここ最近は、W関連商品を買いあさりつつ、
電王映画の限定特典つき前売り券に朝から並んだり
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歴代電王映画パンフレット&DVDつき三枚綴り前売券


ローソンのエヴァンゲリオンフェアでクリアファイルもらいまくったりしてます。
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お菓子二個購入でクリアファイル一枚。
全六種だから12個ポテチ買う


昔から、暖かくなるとなぜか様々なもの(音楽も、オタクも、ブログも)に対する興味が一気になくなってしまうのですが、季節的なものなのでだいぶ復調しつつあります。

来月はバンド的にもオタク的にも目玉がたくさん!振り切るぜ!

| kaznoco | DIARY | 07:01 | comments(0) | trackbacks(0) | -
水戸遠征時のハプニングポルナレふ
これを読む前に言っておくッ!
おれたちは7日
ライブをやるために水戸のクラブソニックに向かった

い…いや…
向かったというよりは
まったく違う場所だったのだが……

あ…ありのまま 今 起こった事を話すぜ!
『おれたちは 水戸SONICに向かっていたと思ったら
 いつのまにか水戸ソニックに着いていた』

水戸僻地ソニック.jpg

な…
何を言っているのかわからねーと思うが
おれたちも なぜ民家に着いたのかわからなかった…

頭がどうにかなりそうだった…
搬入口だとか駐車場だとか
そんなライブハウスらしいもんはどこにもねえ
カーナビゲーションシステムの弊害を味わったぜ……


by「ポルナレフがありのまま今起こったことを話すぜ」




さて
あちらで長々と弁解しましたがTwitterに背徳の登録をしました。

ID「kaznoco4622


タイミング的にタカハシヒョウリと丸かぶってドキッとしましたが全くの偶然なのでした。
さっき見たオワリカラの新アー写にグーミ以来の衝撃を受けた!・・・ってこういうことをツイッターで書けばいいのか。


| kaznoco | DIARY | 08:06 | comments(0) | trackbacks(0) | -
こんなにも 寂しくなるのは
さくホビとの別れを惜しむたくさんの人たちが、道路を埋め尽くした。

店長の挨拶に割れんばかりの拍手が注がれる中、少しずつ閉まるシャッター。
歴史の幕が閉じる音。


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そして新宿の街並みに埋もれていく、俺たちの夢の跡。

| kaznoco | DIARY | 18:58 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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