遷都祭後は大阪へ。皆行きたいライブがあるとのことで別行動。
たまたまその日は難波ベアーズで俺が世界一愛するバンド・チッツのライブがあり、感じる運命。
「ベアーズの中を見てみたい」と言い出した笹口を連れて走る!時間が無さすぎて、人生初かもしれない自発的タクシー乗車!ツアー中の金銭感覚の狂いっぷりはやばいぜ!

なぜかこの日は「SexPistols」として出演のチッツ。全く意味がわからない 笑
15分遅れで到着。KISSのような白黒メイクをして、水彩絵の具なのか、汗でメイクが溶けて顔がドロドロの4人。

MJ状態のひっしー
二年半ぶりに聴く「ドリフのお化けコントみたいに棺桶から出てきてやりたかった」からの「嫌われた」!

四曲しか聞けなかったものの、初めて彼らの地元大阪で聞くチッツはそれこそ仙台で食べる牛タン、名古屋で食べるエビフライ。それ本来の味にプラスして感じる重みと感慨深さがあった。…って、何だか胡散臭い言い回しだけど本当だ!
難波ベアーズに入ったのはもちろん初めてだが、こういう便所臭いライブハウスはホームグラウンドに帰ってきた気がしていい。この水周りが悪そうな感じ、実に馴染みがある。
ドリンクカウンターというものが存在せず、入退場自由だから酒はコンビニで買ってこい、というシステムは衝撃的だった。
そしてチッツと言えば、今年5月にたまたま知り合い、最近公私ともにお世話になっている竹内君(
全世界組織解体続行委員会)の存在は欠かせない。
竹内君はチッツの旧友であり、上京前はチッツのライブ映像をいくつかYouTubeに上げていて、当時まだ10代だった俺はたまたまそこで「メタルディスコ」を見てチッツの大ファンになったのだ。
当時はもちろん撮影者である竹内君の存在は知らなかったし、擦り切れるほど見たチッツライブDVD、1st「レディオヘッド死ね!」2nd「レディオヘッドはよ死ね!」3rd「古墳」4th「スーパー古墳」が全て竹内君の手により作られたものだということを知ったのはわずか半年前だ。とにかく、このあたりには奇跡的な縁と巡り合わせが幾重にも重なっている。
そんな竹内君が最近色々とあってヘコんだりしてるのはツイッターやブログを通してチッツメンバーも知っているようで、久しく会ってないという竹内君通称みっちーに大阪から激励の写真を送ろう!と提案した!

最高の一枚!
強いて言うなら俺は必要なかった。
この一枚から、チッツと竹内君の友情がどれだけ伝わってきたことか。
ハードスケジュールではあったが、ベアーズまで足を伸ばして本当に良かった。
そしてここで食った300円の荒っぽいカレーは奇跡の辛旨で、この3日間大阪京都奈良で口にしたものの中で一番美味かった。笑 まったくどうでもいい話だが、それだけがあまりに衝撃的だったのでここに付け加えておこう。