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11/7 不完全密室殺人企画「その男たち、凶暴につき」
2010.11.7 新栄CLUB ROCK'N'ROLL
不完全密室殺人企画「その男たち、凶暴につき」
ザ・フロイト/太平洋不知火楽団/不完全密室殺人



僕は笹口マイクを渡されMCをした。次から次へと言葉が溢れ出てきて、5分近く喋っていたかもしれない。こんなことは、バンドを始めて以来の初の経験だ。


あの日のことについては、もう言葉として発することも文字として綴ることも難しい。あのイベントに対するあらゆる思いを表現する言葉が、現在この世界にはない。



名古屋のバンド、不完全密室殺人。東京と名古屋という離れた場所に住みながら、これまで多くの時間を共にし、文字言葉では言い表せない絆を作ってきた。
実は過去に対バンしたことは一回しかない。不完全とザ・フロイトが東京にやってくるというので、URGA早瀬やimamonの力を借りて去年秋に組んだ企画「尾張からその時の日記(※オワリカラは関係ない。ただの語呂合わせ!)だけ。
08年冬ツアーの初名古屋でフロイトと対バンし、そこでヘルプでベースを弾いていた不完全密室殺人舟橋君と知り合い、そこから不完全が東京に来た際にライブを見に行ったことで、僕はすぐこのバンドの虜になった。
不完全密室殺人というバンドがとにかく好きで好きで、勿論また共演を願っていたのだが、今年1月、諸般の事情からこのバンドは活動を止めてしまったのだった。

8月に太平洋が企画を打つ際、僕はすぐ活動休止中の不完全密室殺人を誘った。無理を承知で、山田君に何度となくメールを送った。どうして僕が不完全を愛しているかに始まり、君たちは活動をするべきだと、僕はどうしても不完全のライブが見たいと。
結局その時はスケジュール的な事情で出演は叶わなかったのだけど、不完全密室殺人は近日中の活動再開を僕に約束してくれたのだった。


その経緯含め絶対に読んでほしいこの日の不完全舟橋ブログ



そして、ついにこの日がやってきた。
活動休止から数えること9ヵ月。それほど長い期間には見えないかもしれないが、日々動き続けている僕たちからしたらそれはとても長い長い9ヵ月だった。


この日のために、日本各地から多くの人が名古屋に駆け付けた。大阪はもちろん、四国、九州から飛行機で来た人も。
僕は純粋に不完全を見たがっていたキングヌラリヒョンのコジマ君に車を出してもらい、名古屋常連のJKや不完全専属カメラマンなど東京の仲間たちと共に名古屋に向かった。

花を添えるつもりもあり、それ以上に戦いに行く心構えもある。
不完全とフロイトが活動休止していたこの9ヵ月の間に、僕らは全国各地でライブを重ね、TNWとして最前線で切磋琢磨し、フェスにも出演し、CDもリリースしてワンマンも行い場数を踏み経験を積んできた。この名古屋にも4回来ている。今日まで休んでいたバンドに負けるわけにはいかない。
そう、MCで言ったとおり

「今日は全力でブッ潰しにきました」。



自分のライブでは、その言葉のとおり全力を超えた全力を出し切った。悔いなくやりきった。本気で喰ってやろうと思っていた。
しかし何だかんだ言ってもやっぱり僕は、ただの純粋なファンの一人でもあった。
実際イベントが始まれば、念仏が鳴り響きフロイトのテーマが始まった途端に身震いがしたし、
不完全密室殺人のテーマで最初のギターが掻き鳴らされた時は、ステージ横でフロイト小森君やパイプカットマミヰズ吉田君と歓喜の表情で顔を見合わせた。
本人たちも、共演者も、もちろんフロアを埋め尽くしたお客さんたちも、皆「この日この時を待っていた」という思いをほとばしらせていた。ライブハウス全体をとてつもない一体感が覆い、空気は揺れに揺れる。

ステージに立つことを拒み、ニートから一転して勤勉な社会人と変貌し、この9カ月で20キロ痩せたというVo山田君。「せっせっせ」の曲中、昔と同じく…いやそれ以上に激しく客を煽る山田君があまりに眩しく輝いていて、僕は泣いた。


アンコール「お葬式」ではフロイトからやなせ君と栃木君、太平洋から僕、といったいわゆる各バンドの「テンション芸担当」が乱入し、ステージ上はさながらくにおくんの大運動会に。
そのカオスはフロアにも拡散し、あの瞬間のあの空間の熱量は僕が未だかつて見たことのない、びっくり日本新記録であった。(伝わりづらいたとえ!)


待ち望んでいた時間が長ければ長いほど、いざその時間が来た時に過ぎる速度は速くなる。全てが猛烈な勢いであっという間に終わってしまった。その数分の一だって、僕はここには書けていやしない。
長い長い打ち上げ、溢れる思いを語り合った。そして名古屋のソウルフード大丸ラーメン。名古屋にあるもの全て、魂から食い物まで隅々堪能したよ間違いなく。

あぁ、この日が終わってしまった。本当に寂しい。だが勿論、終わったものは何もないのだ。それが本当に嬉しい。ありがとう。僕はこの地も、ここにあるものも、そしてここにいる皆も、全部愛してるよ。全身全霊を込めて、ありがとう。親愛なる皆へ


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家宝


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