語れ今冬見たヒーロー映画を140字
2010.12.27
「ウルトラマンゼロ THE MOVIE 超決戦!ベリアル銀河帝国」
歴代のウルトラ戦士頼みの演出からついに脱却、王道展開のヒーロー映画として非の打ち所がない。
往年のファン向け演出も散りばめられ、ミラーマンのテーマが流れた時は涙が出そうだった。
そして全てのウルトラファンが驚いた“あの”戦士の登場というサプライズ。滾る!
2011.01.02
「仮面ライダー×仮面ライダー オーズ&ダブルfeat.スカル MOVIE大戦CORE」
評判が今一つの今作。けど、たとえストーリーが散漫でも「変身ポーズ」と「必殺技」さえあれば僕は容易に燃えられますね。単純。
スカルは「ライダーになってしまった者の悲哀と決意」という石ノ森ライダーに対するリスペクトが感じられて良かった。吉川晃司にいちいち痺れながらダブル好きで良かったと思ったよ
2011.01.02(ライダーからのはしご)
「キック・アス」
この映画を見て、自分が出来うること、自分が持つ信念、そして「正義」について考え出したらその夜は何も手につかなくなってしまったの俺は。
“Wait'till they get a load of me.”
「大内君にとってベースはヒーローになるための変身ベルトなのね」
とはライターでゴールデン街のママであるユーキさんに言われた言葉。
「ライブを見てたら、大内君はバンドマンじゃなくてヒーローになりたいんだなってわかった」
撃鉄ギター森岡談。
サマーソニックで僕があの事件を起こしたあの日
「この日間違いなく、彼は僕にとっての一番のヒーローだった」
撮影に携わってくれた竹内君が残してくれた記録の一文。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1562048644&owner_id=662201
キックアスを見て今一度考える。そう、漠然としたヒーローへの憧れ。自分の卑小さが見えた時、彼らの揺るぎない愛や正義に対して羨望を抱く。
僕は強くないし、特殊能力もないし、人気もないし守るべきものもない。掲げられた使命もないし、正義に殉ずる勇気もないだろう。
だから僕はベースを手にして、ステージに立とうとした。それがもう8年前。
そうして今、僕はここにいる。
“正義には力が伴わなければならないのか?
それは違う”