所得顔雑録

タカヒロを 下から読んだら 浪費過多
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リメンバー・サマアソニック
遅れ馳せながら太平洋不知火楽団自主企画ASO ROCK 11(サマ“アソ”ニック)終了!

サマアソTT





「顔が似ている」と噂されている3人が集結
左から撃鉄田代・太平洋大内・ソンソン弁当箱ジェットリカ
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滝汗笹騒 (クリックでレッツ拡大)
サマアソ笹



僕のブログなので自分の写真載せます
サマアソS1
赤心少林拳 (仮面ライダーS-1)

サマアソ龍騎
ドラゴンライダーキック (仮面ライダー龍騎)

PHOTO by nagacima


「SECRET BAND X」として出演してくれたのはSEBASTIAN X
打ち上げ終了と共に完全終了した社交大臣飯田裕歌舞伎町朝6時
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色々と思うことの多い一日だった。
そんな中「今日めっちゃ楽しい!」と言いながら往来してくれた人たちの満面の笑顔が何よりの収穫でした。
Motion側のフロアライブは本当に凄まじくて、無理を通して企画してよかった。
足を運んでくれた全ての人たちに、ありがとう。それだけは言うよ、心から。



| kaznoco | 2010年の八月録(サマソニ出演、ツアーwithオワリカラ等) | 23:54 | comments(0) | trackbacks(0) | -
リメンバー・ツアー後のおたく

音楽漬け、バンド漬けの生活を送ると、その反動がドカーンと来る。そんな週。


東北ツアー明け月曜日。
僕は仮面ライダー大好きなので、劇場版仮面ライダーW鑑賞、いや、観戦に征く。
(PC版のみYouTube動画)

往年の昭和ライダーを彷彿とさせる必殺技とパワーアップ方法、そして26連立木ボイスに俺が泣いた!



深夜勤明け火曜日。
僕はガンダム大好きなので、東京ドームシティで開催中の「ガンプラEXPO」に参戦する。
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PENICILIIN・HAKUEI専用ザクI

プラモ作る時間とかほんと無くなったなー
今思うと学生時代は無限に時間があった。そのツケを今払ってやる。上等だ。
週に一度くらいはガンプラ一体ゆっくり作れるような余裕を求む。暇が欲しいわけではない



深夜勤明け水曜日。
僕は一応バンドマンという業も背負っているので、至極真面目にスタジオ練に入る。



貴重な休日木曜日。
渋谷HMVの閉店を賑やかすLOVEの権化曽我部恵一フェス。これがまぁ人人人で何も見えない。ということで僕はおもちゃ大好きなので、渋谷のオアシスまんだらけで鋭気を養う。

さらに僕は撃鉄大好きなので、新代田FEVERにライブを見に行く。
この日のLOVERたちは調子がいまいち振るわなかったのか、で、そういう日は住所不定無職のユリナが酔い暴れるのはもはや定例行事だが、これも撃鉄愛があってこそ。俺は音楽的な感受性が欠けてるから何でも「一生懸命だったから今日も良かったぞ☆」と思ってしまう。FarFranceケンジくらい的確な批評が出来ればいいのだが、いかんせん俺にはそういった素養も土壌もない。

その後もう一度HMVに行くが、これがまぁ全っ然入れない。もう一度新代田へ戻る。
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左ハンドルのベンツ、とても強そうな天野カーで下北沢へ。
僕は飲み会も大好きだし人の車に乗るのも大好きだ。撃鉄と、ふくろうず内田と、あと撃鉄ファンの不思議な特撮オタクのお姉さんと小一時間飲む。最近内田はこんなところにいます(事務所NG出ないか)
スーパー天野カーに自宅まで送ってもらい、所狭しと置かれたフィギュアに興奮する特撮お姉さんとドン引く天野。お礼にヒョウ柄のコートを譲る。



飲み明け金曜日。

僕はウルトラマン大好きなので、秋葉原で催されている開田裕治丸山浩の画展へ赴く。withオワリカラタカハシヒョウリ、そして昨夜知り合ったばかりの、かなりキてる(喉が潰れて声がでないので筆談)特撮お姉さん。
ウルトラマン、エヴァ、パトレイバーなどのアートワークなどを手掛ける大御所、開田裕治先生。光の描写が尋常でない上手さで、まるで絵の中に光源があるよう。丸山浩先生は平成ウルトラシリーズのデザインを手掛ける。
狭いスペースでの無料開催ながら、その作品群の熱量と密度は圧倒的だった。
幸運にもお二人とも会場にいらしており、原画集やポストカードにサインを頂く!家宝だ!
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時間が多少余ったので近くのガンダムカフェへ。いつもは長蛇の列の観光名所だが、平日の昼ということでスムーズに入場。
ジャブロー(いわゆるただの南米)産の豆を使っているというハロラテ。一見ラテアートだが、実は型抜きか何かでココアの粉をふりかけているだけ。
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店内は近未来的な作りではあるが、そこまでガンダムガンダム然としているわけではない(ガンダムを知らない人が見たら十二分にガンダム世界だろうが)。
が、注目すべきはトイレ。水を流すボタンかと思って押したスイッチは「ガンダム起動ボタン(!)」で、突如便所内が暗転(!!)、ウィーンギュオンとガンダムが暗闇から起動する(!!!)、とんでもなく不意をつく一大アトラクションだった。ちなみに水は普通に便器のレバーを下げたら流れた。
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↑あまりの事態に思わずカメラを構えるおれ


そのまま歌舞伎町へ仕事に行く。この街は心底大嫌いだ、と胸を張って言える。東京ってなんだろう?胸に正義を。

| kaznoco | 2010年の八月録(サマソニ出演、ツアーwithオワリカラ等) | 23:53 | comments(0) | trackbacks(0) | -
リメンバー・東北ツアー8/15郡山で手を振ってるんじゃない
群馬の健康ランドに宿泊しいよいよ最終日、もはや馴染みの地である福島県は郡山PEAK ACTIONへ。以前から何かとお世話になっているライブハウスで、二年前のParadiseツアーでは、PAのジョンさん宅に男8人で泊めてもらったこともある。


リハを終わらせ、郡山に来たもう一つの目的を果たしにいく。
郡山から電車で20分の場所に、こっちに来た時は必ず行っている凄まじいおもちゃ屋があるのだ。
もちろん今回も連絡済み。タワレコ挨拶が終わったタカハシヒョウリを連れていざ。電車は一時間に二本。さすがだ。


PHOTO by タカハシヒョウリ

二階建てより高い建物は存在しない田舎の町並みに突如出現する店構え、手作りのウルトラマン、セブン、ティガ(パワータイプ!)、タイガーマスク、ゴジラ、仮面ライダーのサイクロン号。ここは何度来てもオトコ(オタク)の血が騒ぐ。
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店内はとにかく把握しきれない量の商品群と、一点モノの展示物。
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版権を得てタイガーマスクをはじめとしたプロレスのマスクも作っている他、ウルトラマンなりきりマスクの原型も手掛けている凄い人。趣味を突き詰めて一生の生業にしてしまった偉人だ。
超有名な造形師、酒井ゆうじに技術を伝授したこともあるらしい。


サイクロン号と写真を撮る大内ライダー。嬉しくてニヤけっぱなし。
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さて。
この日のライブは、以前郡山で知り合った方に組んで頂いた「手を振ってるんじゃない」というバンドの企画。メンバーの方とサマソニで偶然会ったり、以前からオワリカラを好きでいてくれたりしたようで、理想的な形でツアーを締めることができた。
ツアー最終日ということもあったが、オワリカラも太平洋もこの日が一番良い演奏ができたのではないだろうか。4本のライブを共にした原田さんのPAも相まって、音的にもテンション的にもだいぶ良い形でぶち上げることができた。…というとっーても普通の感想になってしまうが、そのくらい手応えはあったということだ。
ベースが高さ2メートルのスピーカーから垂直落下してきた時に「ああ、いいツアーだった」と思った。



この五日間4ヶ所のツアーでは、とにかく多くの方々のお世話になり、そして普段会えない多くの方たちと触れ合うことができた。この道程に関わってくれた全ての人たちに多大なる感謝を。
ツアーというものは、ライブをすること以上に「その地にいるまだ見ぬ人に会う」ということが大事なのだ。本当にありがとう!

ありがとうの言葉はもちろんこのツアーを一緒に企画し、回ってくれたオワリカラにも。宿泊場所も移動方法も完全に別だったから「一緒に回っている」というよりは「ああ今日も一緒だね!頑張ろう!」という感じだったけど。
この四日でアルバム収録曲は(ライブでやらない「団地」以外)全部聴けたし、一人のファンとしてもより好きになった気がする。お互い、前に進むしか道はない。これからもよろしく。


帰りはドライバー津金の限界突破爆裂運転炸裂。笹口大内は、蓮田SAを越えた時点で同時に失神した模様。気付けば、夢のように練馬。
| kaznoco | 2010年の八月録(サマソニ出演、ツアーwithオワリカラ等) | 23:52 | comments(0) | trackbacks(0) | -
リメンバー・東北ツアー8/14前橋は手づくりロック
昨日の仙台、そして前橋にも、お盆休みの旅行がてら東京から何人か遊びにきてくれた人たちがいた。本当に嬉しかった!
そしてなぜか仙台に遊びに来ていた小野さん、運転できそう顔なのに実は無免許、レーベルやってそう顔なのに実は無職、そんな小野さんが車に同乗、ツアーに同行。


ツアー四日目は東北から外れて群馬県前橋シティ。(北関東)
ぱちアンドゥとっとこ(正式表記)主催の「手づくりロック」太平洋は前回に続き二回連続の出演となる。

前回の高崎は失礼ながら何もない町だったが、前橋はもっと失礼ながらもっと何もなかった!
高崎は再開発によって文化も風土もまとめて埋めてしまったような生気のない町だが、前橋はただ寂れてしまったと言った感じ。

だが、そんな何もない大通り沿いから一本細い道に入ると、そこには地元に密着した文化が生き残っていた。
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風が吹いたらふっ飛んでしまいそうな銭湯。番頭も客もヨボヨボのおじいさんで、お湯は容赦なく熱い。
そんな古びた古式ゆかしい銭湯で、地元のじいさんたちと小一時間ほど裸の付き合い。この日は前橋で北関東最大の花火大会が催されるらしく、それはそれは息巻いて余所者を歓迎してくれた。俺はこれからライブハウスに籠もってしまうんだけど。


この日はセバスと別れ東京カランコロンと一緒。
イベント内容は前回同様非常に暖かく、ぱち&とっとこコンビの提案で初のライブ中衣装チェンジを試みた。
僕らとしてはとても楽しくやれたし、地元の人たちとも密接に交流できた。カランコロンもオワリカラも東京で見る以上に素晴らしいライブをしていた。ありがとうぱっとこ!(とっぱち?)

ライブ後はこの半径一キロ内で唯一(言い過ぎか)食事ができる場所、ファミレスで打ち上げ食事会。タカハシヒョウリといちろー君、孤高の天才同士の話は非常に奥深い。


そしてこの日もっとも驚いたこと。「日本松ひとみは本名」。アンダスタンドできません!


| kaznoco | 2010年の八月録(サマソニ出演、ツアーwithオワリカラ等) | 23:51 | comments(0) | trackbacks(0) | -
リメンバー・東北ツアー8/13仙台でジェットロックフェス
阿部さんちに転がるYOMOYA、セバス男陣、太平洋の男9人は誠に壮観だ。
滞在した2日間、毎日山形の名産をたらふくご馳走になり、この上なくもっけだな気分で庄内を後にする。何から何までお世話になりました!!
ツアー前は昼夜逆転による睡眠不足や原因不明の高熱、止まらぬ咳など絶不調だった俺の体は、この2日ですこぶる快調に。やはり人間に必要なのは大自然なのだ。東京なんて人の住む場所じゃねぇ。俺はロハスに目覚めるぞ。


二年振りの仙台。
仙台の雄ジロケンさんプレゼンツ、東京3バンドvs仙台3バンドのガチンコ対決。
今回のツアーはオワリカラと太平洋がたまたま同時にもっけだフェスに呼ばれたことから始まり、じゃついでにどこか行こうか、と軽い感じで話してるうちに多くの人を(半ば強制的に)巻き込んで決まったツアーである。
そんなわけでわずか2ヶ月前に丸投げしたのにも関わらず、ここまで凄いイベントを組んで頂いたジロケンさんには本当に感謝。


TNWの鉄砲玉こと太平洋不知火楽団は東京陣一発目として登場。
一年間ひたすら作り続け売り続けた「そうだ、海え帰ろう」はこちらにもしっかり響いていたようで、反応があって嬉しかった。

それにしても仙台キッズの熱は凄かったな。二年前来た時は、こんな人たちどこにもいなかったぞ。
盛り上げる演者は10代、盛り上がる観客も10代。シャア(クワトロ)が齢28にしてカミーユに「新しい時代を作るのは老人ではない」と言い放った時の気持ちを少しだけ理解した気がする。…?


夜はソンソンの男三人が同居生活をしている「小田原ハウス」へ。
地元の仲間たちがどんどん集まってきて、最終的に25人以上での大宴会。俺たちは…紛うことなく老人であった!そしてこういう時のセバスの溶け込み適性はハンパない。



仙台のまとめとして、食事はバカみたいに高い牛タンなんかより「半田屋」という定食屋が最高だ。前回のツアー時、Paradiseのミスター清貧冷牟田王子(当時はヒヤムギ王子)は一日三食半田屋だったくらいコストパフォーマンスが良いのだが、あの頃と何も変わってなくて安心した。
食事中、本当に偶然で、店内で東京の皆(たまたま遊びにきてた)とも会った。


この日はタカハシヒョウリに借りたウルトラマン本に熱中しすぎて、写真らしい写真を全く撮らなかったので、サプライズで突然遊びにきてくれた大学の後輩との写真を貼っておこう。
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孤独な夢と書いてコムというこの男。触れると怪我する社会人in仙台。

| kaznoco | 2010年の八月録(サマソニ出演、ツアーwithオワリカラ等) | 23:50 | comments(0) | trackbacks(0) | -
リメンバー・東北ツアー8/12山形でオフ

このツアーに臨むにあたり、俺には一つの懸念があった。
それは、並々ならぬ気合いを入れて集めに集めている仮面ライダーWの変身アイテム「ガイアメモリ」の限定版が、まさにツアー中の12日にジャスコ限定で発売される、という情報があったからだ。
ガイアメモリは大人気商品、発売日を逃したら手に入らない!絶望の淵で調べると、酒田にはジャスコがあるらしい。これは神の思し召しか…

数日前からそのことしか頭になかったクソオタク大内は、主催者さんのお父上にジャスコへのルートを訪ねたり、自転車やバス・タクシーなど様々な手段を深夜まで検討していたが……結局ドライバー津金の善意により朝イチで車を出してもらうことに。今まで一番メンバーに感謝した瞬間かもしれない。笑

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うひょー山積み! 競争率が低い田舎サイコー!!


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昼。前日関西でライブをして、わずか一晩で山形までやってきたセバスチャンX。
この東北ツアーには、ライブをやる以外にもう一つ、俺たちには大事な目的があった。

SEBASTIAN X、オワリカラ、太平洋不知火楽団。
この3バンドがこの盆という時期に山形に揃ったというのは、何か運命的なものがあったのか、それとも何かに引き寄せられたのか。
酒田市の隣町にある寺院。ここには、昨年末に亡くなった俺たちの友達が眠っている。

台風が接近し大雨が降っていたが、その場に到着した途端に雨が上がった。
こういうことは、本当に起こるものなんだ…

11人でまだ新しい墓石を囲む。
オワリカラがついに作り上げた「ドアたち」を、セバスが新譜「僕らのファンタジー」を、
そしてここにいる“12人”の演奏、歌、声、すべてが込められた「TOKYO NEW WAVE 2010」を墓前に置く。並べられた新人バンドのCD三枚が、世界中のどんな名盤よりも輝き、壮観に見えた。

奴の訃報が飛び込んできたのは、この「TOKYO NEW WAVE 2010」に入っている太平洋の二曲のボーカル録りをしている真っ最中だった。
どうだ、ちゃんと完成したんだぜ。

ちなみに太平洋三人は詫びた!だって新作ない!笑「ゴメン!俺たちアルバム間に合わなかったからまた今度持ってくるわ!」と。10月だぞ


皆が胸の内にどんな思いを秘めていたかはわからないが、ちゃんとここに来れたこと、またこうして会えたことの喜びは感じていたから、11人は笑顔だった。
そして墓石に刻まれた奴の戒名は、それはそれは立派でこの上なく奴らしい、最高な名前だった。これからはその名で、また俺たちを見守っていてほしいと思ったよ。


弘真好音居士!またな!


この日あれだけ騒がれていた台風は、酒田を避けて去っていった。


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不知火ズ三人は、酒田の漁港へ観光。日本海に太平洋現る。
生まれて初めて生牡蠣を食らい、刺身という刺身を食って日本海を制した。
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刺身喰らう日本海不知火楽団



東北はこの日からお盆休みに入る風習があるそうで、昨日に増して多くの方々がもっけだフェスにやってきた。
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東京のライブハウスシーンに明るいお客さんがたくさんいて驚く。
YOMOYA、オワリカラ、セバス、太平洋の皆でサインを寄せ書き

僕も客として自由に楽しんだ。感謝。



ライブ後(深夜二時)、セバスの男衆とラーメン。土方の兄ちゃんとチンピラが集う廃れた場末の店に東京のバンドマンは明らかに場違いだった。ものすごおーく可もなく不可もないラーメンを腹に入れて阿部さん宅へ。



それにしても、ライブ前もライブ中もライブ後も寝ても起きてからも、YOMOYAの兄さんたちは東京でも山形でもどこでも完璧なYOMOYAだった。底力が違う。ブレない。


ライブがない日の方が書くことが多い。
| kaznoco | 2010年の八月録(サマソニ出演、ツアーwithオワリカラ等) | 23:49 | comments(0) | trackbacks(0) | -
リメンバー・東北ツアー8/11山形でもっけだフェス
東北は山形へ向け朝三時出発。
ちょうど二年前、Paradiseとマジカルミステリー(色んな意味で)して以来の東北ツアーである。今回はwithオワリカラ!オワリカラとも知り合ってちょうど二年になる。
時は、大分流れた。


山形酒田市のライブハウス、ミュージックファクトリーにて開催されるイベント、もっけだフェス。
主催者の阿部さん宅に2日間お世話になるのだが、到着した時点で阿部家は早くも死屍累累。

THIS IS PANIC
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こちらパニック 爆睡中


対バンがオワリカラやディスパニ、修理サン(東京のだいたいのライブハウスに毎日出没する常連さん)が客として来ているし、PAは現在オワリカラやTNWの専属で昔からの知り合いである原田さん…そんな感じだったので「遠く見知らぬ地に来てしまった感」はまるで無い!
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東京500キロも離れているのに、このホーム感。


ライブハウスの外で笹口騒音
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客は全員東京でよく会う人


山形県は日本で唯一タワレコが無い県だそうで、そんな音楽を手にしづらい地(失礼な意味ではなく)なのにも関わらず、これだけ多くの人たちの前で演奏できたのはひとえに阿部さんそしてもっけだフェスのおかげだと思う。心からもっけです!


爆裂的な睡眠不足の中、打ち上げで潰れてこの日は終了。
様々な「すべらない話」が生まれたので、興味がある人は個人的に聞いてください。


何かとあったとしても、とにかく俺はこの地この時間を満喫していた!もっけだ!

| kaznoco | 2010年の八月録(サマソニ出演、ツアーwithオワリカラ等) | 23:48 | comments(0) | trackbacks(0) | -
リメンバー・サマーソニック2010 8/8幕張獅子奮迅
Day2

噂や伝聞には尾ひれがつくものだが、皆の目の前でやりきったあの日のライブだけは確かだ!


竹内君が撮影してくれた映像。 blog   ※携帯からだと↑にYouTube映像が表示されないみたい
奇しくも竹内君は前年この企画に出演した神聖かまってちゃんの撮影スタッフも担当しており、二年連続でのサマソニ参加となった。そして竹内君は太平洋不知火楽団のライブをちゃんと見るのは実はこれが初という。(それでいてこのカメラワーク)



朝起きた時からずっとそわそわしていて、それはバンドで集合して車に乗った(with ボアズ石原正晴)ときも、幕張に着いたときも変わらなかった。
会場に着いてから本番までの5時間、タイムテーブルにひしめく外タレバンドの演奏なんて全く見れなかったし(出れんの〜枠のチープトリップだけはしっかり見たよ)、ひたすら会場をうろうろしていて、最終的はドクターフィッシュ体験なんてやってしまったし。かさぶたに食いつかれて痛い。
最近はもうライブ前に緊張することなんて無いが、この日は久々にガチガチだった。

しかしセッティングでステージに立って一面見渡した時、前列が見渡す限りのバンド仲間、いつも見てくれる客の方々、ライブハウスで会う友人たちだったことで、やっと我を取り戻した。遠路はるばるありがとう。期待は裏切らない。


こういう大舞台でたまに起こる「不思議な感覚」がある。
楽器を弾く指も、それに合わせて動く体も、全てが勝手に動いてくれる感じ。脳からいちいち命令を出さずとも、これまでの経験に基づいて体が自然かつ大胆かつ正確に動くのだ。本当に。

あの15分(正確には23分だったらしいが…)の間は、肉体が完全に覚醒した。あれはもうバキの世界だ。


「何か爪痕を残したい」とずっと思っていたから、多くの人がご存知の通り、ちょっと無茶をかました。

PHOTO by Takami


あそこからでは見えなかったメンバーの笑顔が嬉しかった


と言うわけで、ライブ後運営本部に連行されたのは僕らが初だろう。終わった後呼び出しくらって、えらい怒られて、えらい謝ったけど、もちろん後悔はしてない。あの瞬間は、多分人生で一番速く走り、一番速く駆け上がり、一番素敵な光景を目にしたと思う。忘れない。…って、途中記憶は真っ白なんだけど。

ただeplusをはじめ関係者の方に単純に大迷惑をかけたという点に関しては、一人の人間として謝罪します。今更ではあるけど誤解がないように言っておくと、僕はサマソニ運営本部に叱られたわけで、それはもちろん危険なパフォーマンスは時に運営に支障をきたす可能性があるということについてであり、そこを指摘されるのは当然なわけです。理不尽に怒られたわけではないし、ライブ内容を否定されたわけではありません。出れんの〜を主催したeplusの方は、僕のせいで一緒に本部に怒られ嫌な思いをしていたはずなのに、最後まで僕をフォローしてくれました。心よりお詫び申し上げると共に、深く御礼申し上げます。


さて

ライブが終わった直後、eplusの方にビールをご馳走してもらいつつ写真撮影、またブースにいた堂島孝平さんや寺岡呼人さんとお話をする機会があった。がむしゃらな若手?バンドマンとしては非常に励みになる素敵な計らい。

その模様が公式サイトに。ものすごーく遠まわしな表現ながら件のことも書いてくれていたり…

一つ悔やまれるのは、その後すぐ呼び出しをくらい連行されたので、わざわざ幕張まで応援しに駆けつけてくれたたくさんの人たちとゆっくり話す時間が無かったということだ。この場を借りて、本当にありがとう!本当に、力付けられた。


話が逸れるが、eplus出れんのサマソニブースに、この投票レースにエントリーした1800組以上の全バンドの名前が50音順にボードに羅列されているのを見つけた。強制された“俺の屍を越えていけ”感があった。ここに立てたのはここに名がある仲間の応援もあったし、確かに熾烈なサバイバルレースではあったが、ライブ後の僕の心境からすれば、少なくともここに並べられた人たちの思いを背負うことはできないし、かえって無礼な気もした。無論、望まれてもいないはずだ。大内雑感。


ライブも撤収も一段落してマリンスタジアム内の楽屋に戻ると、床に座った途端に意識が遠のき、俺はほぼ失神に近い昏睡へ。何度か目は覚めたもの、体が全く動かず二度寝三度寝を4時間ほど。読んで字の如く、体が石のようだった。
体が勝手に動いたり、限界を越えたスピードで走ったりした結果、肉体が限界を迎えたのだろう。まさにバキ。戦闘中に覚醒し、勝利後にぶっ倒れるアレである。貴重な体験をした。

結局「キィィィープオ〜ン」と楽屋まで轟くスティービーワンダーの爆音に叩き起こされ、体を引きずってスティービーを見た後メッセへ移動、ピクシーズを見に行ったが、それもほとんど意識は無かった。


ピクシーズを以てサマソニが終わると、ちょうどそのステージに居合わせた皆(太平洋ライブ終了後、あれこれ手段を使ってチケットを手にいれたらしい、みんなピクシーズ大好きだな!)が次第に集まってきて、みんなで慰労、へたれ妖精を罵倒。
ああ、とりあえず今日は終わったな、と人工芝にしみじみぶっ倒れた。あと弱パンチを一発くらったら死んでしまうような残ヒットポイントだったため、感慨に浸る余裕もなかったけど、それにしても心地よい疲労感であった。


あの日から「サマソニどうだった?」と聞かれるたびに「とにかく楽しかった」としか答えてない。もうあの日のことはそうとしか言えないのだ。
投票レース、選考ライブ、サマーソニック本番。全ての過程で数え切れないくらいたくさんの人から応援されて、素晴らしい軌跡を残すことができた。何度でも言おう、すべて皆のおかげです。本当に本当にありがとう!






必見!? nagacimaによる写真(主にオフショット)集


| kaznoco | 2010年の八月録(サマソニ出演、ツアーwithオワリカラ等) | 23:47 | comments(0) | trackbacks(0) | -
リメンバー・サマーソニック2010 8/7幕張縦横無尽
客(未満)としても出演者(未満)としても、心から楽しみ満たされた忘れられない二日間だった。

Day1

前日のオワリカラワンマンからの打ち上げ、からのHOMMEのニイマリコ誕生祭ファッキン飲み会に朝まで参加したため三時間睡眠で灼熱の幕張へ。僕は常日頃から「見届ける」という行為に何らかの使命感みたいなものを抱いている。
THEラブ人間の出演時間は正午、猛ダッシュ!昨夜の飲み会を大分後悔!今日の服はなぜか撃鉄Tシャツ!


公式プログラムに出演時間まで載せてくれるフジとは違い、サマーソニックのタイムテーブルに僕らの名前は無い。
文句を言うわけではないが、ステージ規模はは高校の文化祭くらいで、売店の並びの一角。セッティング兼リハが15分、本番15分。そんな過酷な舞台がこの限りなく透明に近い不透明なレースの勝者に用意されていた。
ただ、このステージとこの機会をバカにするつもりはない。全力でやるし、やらせてもらう。ステージを見て失笑する輩もいたが、出演者からしたらステージの規模なんて関係ない。これは紛れもなく「掴み取った」好機である。
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そしてラブ人間は期待を裏切らなかった。駆けつけた観客は笑顔だったし、俺も沸いた。だから間違いなく、君らの勝ちだ。


少し離れたキャンプサイトにあるステージで、最近何かとお世話になっている劔さんが属する「あらかじめ決められた恋人たちへ」を見に行く。芝生を吹き抜ける風に乗るピアニカと低音。狂わんばかりに最高だった。
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ラブ人間とがし君、385のじゅん君と共にあら恋の余韻にずっぽし浸り、劔さんを出待ち。この多幸感を共有すべく!

その後、縁あって劔さんに連れられあら恋の皆さんとしけこむ…


ここから先は詳細に書くことができないが、


こんなところを見たり
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出演者専用DJブース!?


こんなところを通ったり
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すんごいバイキングを堪能したりした
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斜め前の席にビOクルが!
後ろにはOエノコウジ!!


その後一時間近く恵比寿マスカッツ(遠回しに言うとセクシー系アイドルグループ)の楽屋を探すも見つからなかったり、
撃鉄ツアー開けということでぶっ倒れた劔さんを残しうろうろと散策しつつ、遅れてやってきた笹口に入場券をダフったり。

結局この日はラブ人間→あら恋→そして最後に恵比寿マスカッツに熱視線を送ってサマソニ1日目を終了した。
全メンバー茶髪な中で一人だけ黒髪の希志あいのは天照大神であった。


お互い明日に疲れを残してはいけないということで(撃鉄ツアーからあら恋に直行した劔さんは明日もかまってちゃんスタッフで幕張朝7時入り、鉄人か…)共に帰路へつく。別れの飯田橋駅はやたらと寂しかった。
劔さんありがとう。僕はあなたのことがベーシストとしても人間としても大好きです。



そして明日は僕らのターンがやってくる。
機材チェックを念入りに済ませ、様々な思いを胸に、眠りについた。


それにしてもTHIS IS PANICを見逃したことだけが本当に心残りであった(布団の中でしみじみと悲しむ)

| kaznoco | 2010年の八月録(サマソニ出演、ツアーwithオワリカラ等) | 23:46 | comments(0) | trackbacks(0) | -
写真日記リメンバー8/4
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オワリカラ、SEBASTIAN X、昆虫キッズが三組揃ってアルバムをリリース。
大阪の友人DRINKPED、さらに385もリリースをかました記念日。

CD屋で1日に一万円近く使ったのなんて、ナンバーガールの「記録シリーズ」ボックスをHMVでまとめて買って、ポイントカードが一気にシルバーからゴールドにランクアップした時以来だ。あの頃のHMVは元気があった。僕のHMVカードは未だにゴールドなままだが、あの店舗はもう無いし、行動範囲にあった店舗は全部潰れた。

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CDが売れなくなり店舗の数が減っても、音楽の質が落ちるわけじゃねぇ、とよく言われる話を俺も言ってみようかな。少なくともこの日仲間たちが発売した作品を聞いた限り、その説はどうしようもないくらい正しい。

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皆が我先にと飛躍する夏。

この日下準備を終えた僕らは、次の日「太平洋不知火楽団」という名を冠した全国流通盤1stアルバムを発表した。


遅れるなよ!

| kaznoco | 2010年の八月録(サマソニ出演、ツアーwithオワリカラ等) | 23:45 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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