所得顔雑録

タカヒロを 下から読んだら 浪費過多
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月末報告書(2010年9月)

その後明け方にした話が脳裏をよぎる。20代の表現力は40代のおっさんに及ばないのか、という現実に直面する題について。


9/16
Motionでエジプト文明ズ企画。撃鉄天野がツイッターを利用し勝手に話を進めた「動員100人未満だったら即解散」を巡り、現実でもネットでもバカみたいに盛り上がった。
クリーピー大迫&撃鉄天野とワリカンし解散祝いに花束を買いに行ったら、さすがは歌舞伎町、3000円もしやがった。身銭を切った分、解散してもらわないと困る!
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結局は客+出演者+ライブハウススタッフ合わせてギリギリ100人がこの企画のために動きました、という強引すぎる幕引きで終劇。ちなみに花束を買いに行っていたのでエジプトライブはほっとんど見てない。笑



9/18
西荻窪FLATにてグリンゴ企画に出演。初めて入ったFLATはその名の通りフラット。
グリンゴはもう四年以上前から交流がある大先輩で、同じくこの日出演していたカモレは太平洋不知火楽団がまだ前進バンドだった頃から企画に出てもらっていた仲だ。
太平洋が一度も止まらず(止まれず)五年近い歳月を重ねている間に、グリンゴもカモレも結婚や就職それに伴う活動休止やサポートの加入など、多くの困難を乗り越えてきた。そして今またこうして各々の生活を確立した上で、再びオリジナルメンバーで活動している。筋金入りのバンドマンを僕は尊敬する。

当たり前のようにやってきた太平洋不知火楽団のこの五年だが、不動の体勢で続いている僕らの方がむしろ稀有なのかもしれないと最近思う。今の僕に25歳の現実感は、ない。



9/19
グリンゴ企画からの夜勤からのFIREJAM。完全DIYで行われるインディーバンドによる野外フェス。
これがまぁ去年は死ぬほど会場が遠くて様々なトラウマを残した不知火ズ一同は今年の参加を見送ったのだが、今年は電車で行けるとのことで個人的に遊びに行ってみた。

すげぇところに来ちまったな
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すげぇところに来ちまったぞ
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音楽家である諸兄の同意は得られないだろうが、俺はフェスに出るよりも見る方が圧倒的に好きだ。
1万円もらってフェスに出るよりも、1万円払ってフェスに行きたい。俺はフェスの究極に自己満足的な楽しみ方を知っている。
少なくとも今年のFIREJAMは、出演した去年より遥かに楽しんだ。

日付が変わる頃、キングヌラリヒョンコジマ君の車で帰宅。フェスは「楽に帰る」これ以上の喜びはない!心からありがとうコジマヌラリヒョン!

アウトドア後ののし掛かる憔悴感を抑えろ俺。



9/22
練習後、来来来チームで元マヒルノのハリエ君がやっている高円寺の飲み屋で収録作業。
今回のリリースにあたりディスクユニオン下北沢店で限定特典を付けるのだが、その特典「ラジオ風対談」の収録である。ナビゲーターはユニオン店員でtacobondsのDrアリトさん。
収録模様はUst中継。多くの人がこのグダグダトークショーを見守った。
俺は収録中に潰れた。



9/23
今月も景気のいいライブがやってきた。KING BROTHERSマーヤさん率いるN'夙川ボーイズ、新ドラムが加入したばかりのワッツーシゾンビ、ミドリ後藤さんとペンペンズPA道下さんのキラキラファンタスティック、というアホほど関西度が濃厚な一日にぶち込まれた太平洋不知火楽団。
しっかりと前座を果たせた!とは思ったが、夙川とワッツーシを見た後にした反省が「ちゃんとやりすぎた」。見る人を楽しませることが出来るのであれば、自分のやりたいことをやりたいようにやれる権利はあるのだ。
そもそも前座のやるべきこととは、公的には場を温めること、そして私的にはいかにメインを喰うか、いかに一矢報いるかという心意気でぶつかること。こういう日はいつもナニクソ精神剥き出しの爆発的なライブをしていたつもりだが、この日ばかりは関西のカリスマたちの足下にも及ばなかった。悔しい。

ライブ後、30分の間に三回撃鉄ターシーに間違えられる。モーモーの矢…ではなくゲイリーさんも撃鉄と太平洋のベースを同一人物だと思っていたらしいが、どうも俺たちの顔は関西の人たちには見分けがつかないようだ。



9/25
radioDTMさんの企画の一環としてPV撮影を行うことに。とある大学の広大なスタジオを貸し切り、Dancinghellを13時間かけて撮る。
ワンテイク目から全力でぶっ飛ばし、もう開始30分で意識が飛びそう。休憩の度に熟睡して体力を回復。


その様子(メイキング)がYouTubeに。 こちら
さてとんでもないものが出来るのは間違いない。お楽しみに。


radioDTMは、会社でも何でもない。映像作家やラジオ会社で働く音楽好きの仲間同士が集まって、面白いことや好きなことを無償で発信している人たちの集まりだ。今回のPV撮影も以前のラジオ配信も、金銭的な関係や契約の類は全くなく、ただ純粋にお互い面白いことをやりたいというだけで始まった。
本当に、このリリースに関してはたくさんの人にお世話になりまくっている。形はどうあれ恩返しがしたい。こんなことを言うのは初めてだが……実績がほしい。多くの思いを裏切れないから、本気で頑張る。


9/26
PV撮影を駆け抜けた翌日は、長野県松本市に遠征。slum企画。

地方で歓迎してもらえれる、という経験ができるようになったのはいつからだろう。二年前、フジロックに出た勢いで決行したParadiseとの夏ツアーは、お前ら何しに来たの、といった雰囲気をたっぷり味わったし、その後のHOMMEとの冬ツアーも動員らしい動員はほとんど無いまま終わった。
思い起こせばマメに地方遠征をするようになったのは今年になってからで、SEBASTIAN Xやオワリカラのツアーに同行して多くの人たちの前で演奏する機会に恵まれたり、TOKYO NEW WAVEが動き出したことで仲間のバンドと一緒に地方のイベントに呼んでもらうことが増えた。
そう考えると、単身で地方に渡り、ここまで思い切りやらせてもらったのは何気にこの日が初めてだったのではないだろうか。最高の雰囲気で良いライブができた。ありがとうslum!
地方遠征とは、ライブをするのと同じくらい「その地にいる人に会う」ということが大事だ。そういった意味でも、この日は数多くの出会いがあり、収穫だらけの本当に素晴らしい日だった。

帰りは大豪雨。FarFranceの新譜「OICY」をBGMに爆走中、派手なスリップをぶちかまし死ぬところであった。Far Franceはすべらない!


9/27
江古田から池袋に移転し新装開店した定食屋、洋包丁へ行ってみる。変わらぬ濃い味付け、変わらぬ店員、新メニュー追加、若干値上げ、など。
何が一番変わったかって、店内が綺麗すぎてGが出なそうということ。Gが出ない洋包丁なんて…


9/29
合コン。ではなくはこモーフとツアーの打ち合わせ。カナエちゃん(☆3☆)


9/30
ワンマンに備えて5時間スパルタ練習。我ながらハンパない曲数だ!練習がおっつかない!

下北沢で所用を済ませ、明け方まで明日の準備。いよいよ10月1日がやってきた。


| kaznoco | DIARY | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) | -
中間報告書(2010年9月)
 低トルクで空転し続ける、何年ものあいだ、俺



二つのブログの使い分けをしてる余裕がないのでとりあえず。
10月から再始動するよ、と書いとけばやるだろ。たぶん。



9/1
毎月一日は特撮リボルテックの発売日ということで、同志タカハシヒョウリと秋葉原へ。秋葉原ヨドバシの超広大なおもちゃ売場を探検。購入後はいかにも子供らしくオタクらしく、マックで商品を片っ端から開封する。
タカハ氏のことは友人として猛烈に愛していて、バンドマンとしては盲信的に尊敬してる節がある。なんで俺みたいな音楽的な才もなければ学もない雑魚キャラが、こんな孤高の天才と仲良くやれるのだろう、と時折考えることもある。死ぬほど嬉しいけど、不思議は不思議だ。こうして、テーブル越しにモスラとモゲラを弄っている今も。


9/2
お賽銭泥棒企画へ。昆虫キッズには間に合い、このバンドの無限のキャパシティみたいな後光を見る。
この日のトピックとしては“山田マリファナ”という、「コーポモネ」というファンが日本に二人しかいなかったバンドのメンバーで、FarFranceケンジとケンカしてHmountainsをクビになりライブハウスに来なくなった、ツンデレという言葉ができる前から誰よりもツンデレで、トランプで言うところの自称ジョーカー、みたいな男がいるのだが、物凄ーく久々の再会。会いたい会おうぜと長年ラブコールを送った後の偶然の再会だったわけだが、口の悪さと気の弱さは相変わらずの愛すべき俗人だった。生きてさえいれば、いずれは誰にだって会えるという例。
…が、打ち上げで人生初の同郷(栃木県大田原市)でオナ中(野崎中学校)の女の子と出会い、山田のことなんて軽く吹っ飛ぶ。


9/3
練習、仕事


9/4
太平洋不知火楽団初の八王子上陸。she might be swimmer企画。満員の観客の前でやらせて頂く。本当にありがとうございます。企画名「13月」にちなみ不知火ズのお蔵入り曲「13月」を久々に蔵出ししたら、思いのほか好感触だった(と思う)。
打ち上げではふくろうず高木君…こういう場所に現れるのは非常に珍しいね…と一通り話した後、睡眠。ここ最近は酒が入ると十中八九寝ちまう俺は日和っている。タバコの火を押し付けられても文句言えねぇぞ。


9/5
下北沢ベースメントバーにてライブ。下北沢はお祭りで、封鎖された車道に酔っ払ったおっさんがゴロゴロ転がって異様な光景だった。それにしても下北沢は、御輿のデカさに対して道が狭すぎる!早く再開発しろ!
この日はクウチュウ戦、nayuta、はいからさん、スーパーノア、salsa、という後々まで脳裏の残りそうな凄まじい日で、うちがトリをやっていいものか、という気分になるくらい圧倒された。
そしてイベント自体がかなりアッパーに盛り上がったのは、他の誰でもない、出演者でもない、普通に客として来ていたURBANフェチのスーパー野田ブラザーズのおかげでした。これだけはもう間違いなく。あれは一つの指針だ。まさにリスペクト。


9/6
撃鉄天野飲み会に一時間ほど顔を出し、すぐさま仕事。いつもの顔ぶれに加えて、385ミヤさんやHOMMEのみっちゃんなど。これは長居したかった。
楽しみを殺して仕事をするのは美徳か。それは日本人的感覚なのだろうが、少なくとも今の職場に身を捧げたらは俺は「詰み」。時間あげるんでお金だけぼくにください。


9/7
夜勤明け、radioDTMの皆さんと打ち合わせ。皆様方の善意で、また一緒に面白いことができそう。

夜はMARZでソンソン弁当箱企画。THEラブ人間を見て「こいつら容赦なくどえりゃあバンドだで」としみじみ思った。これはちょっと対抗手段が見つからない。
撃鉄天野弾き語りが場数を踏んだせいか予想外に良くなっていて笑う。セバスもカランコロンは言わずもがな、まぁちゃんと言えよって言われたらそりゃ勿論良かった!と手放し賞賛するし、仕事の都合でほとんど見られなかったがソンソンも相当やってくれたらしい。新しい時代を作るのは老人ではないのだ。


9/8
Motionの店長でありabouttessのギタリストであり男であるタクトさんとサシで話す。出演者と店員として、バンドマンとバンドマンとして、男と男として向き合った。


9/9
全国盤のリリースにあたって渋谷で打ち合わせ。俺たちには金も権力もありゃしないが、ただじゃ負けねぇ。

夜は小田急に延々と揺られ映像カメラマンの竹内君宅へ。彼を簡単に紹介すると、神聖かまってちゃんのライブ映像担当で、太平洋のサマソニ映像をアップしてくれた人で、かつて俺がYouTubeで最も再生した動画「チッツ/メタルディスコ」の製作者。5月に運命の出会いを果たし今に至る。
今回は10月に自主企画に大阪の草バンド「チッツ」を呼んだカミイ君を交え、チッツ好きによるチッツ好きのための映像上映会「チッツ会」のはずだったが、話が盛り上がりすぎてほとんどチッツは見れなかった!代わりに見たのがボーカル菱田君がやっていたひどいバンド「三億円」。
今日集まった三人は、2008年初頭のチッツライブでどうやら同じ空間、それも超至近距離にいたらしい。これが「縁」というものだ。

さて、仲良くなるのと心を許すのとは別だろうか?


9/10
練習、仕事。


9/11
TOKYO NEW WAVE 2010による新宿大イベント。
この日のことについて僕が喋ると角が立つので多くは書かないが、とりあえず…まず色々とごめんよ、ということと、皆ありがとう、君らが仲間で本当に良かったよ、ということ。


9/12
父に誘われ競馬場へ行った。いかんせん体と財布のコンディションが思わしくなかったな。


9/13
某特典の製作締切。丸一日かけて仕上げ、監督津金に駆け込む。とにかくギリギリで、撃鉄企画に行く予定は完全に崩壊してしまった。夜勤。


9/14
3カ月連続太平洋不知火楽団企画の笹口騒音ワンマン。
この企画の3カ月通し券、これが実は8月のフェスと10月のワンマンだけ来ればモトが取れてしまう価格設定の代物なのだが、ド平日のこの日も皆しっかり来てくれた。
津金はこの日ある計画のため機材持ち込みでライブレコーディングをおこなっていたのだが、かく言う僕はこの日は完全に暇人だったので、たまっていたツアーブッキングや地方CDショップへの営業などを楽屋で淡々とこなし、忙しいフリを装っていた!しかしその甲斐あり、この秋冬はバンド始まって以来の熱い日々になりそうだ。

三時半のガッツリノビノビワンマン。はじめてこの声を聞いてから、もう8年くらい経ったわけだ。


9/15
下北沢で「出れんのサマソニ」大打ち上げパーティーが開催されるとのことで赴く。
ご存知の人も多いだろうがサマソニの舞台で問題行動をぶちかまし大目玉をくらった俺。果たしてこの会に参加していいものかと迷ったが、いずれにせよケジメはつけないとだめだ。

結果から言うと、この夜はとにかく実りが多かった。すべての出会い、体験、聞いた言葉が俺の血となり肉となった。
たとえば今Twitterというものをやっているが、これが時間と気力を大量に消費する曲者で、ふとページを開いた瞬間に他人の負の感情が意図せぬ形で流れ込んでくるのが非常にしんどくなり、しばらく見るのをやめていた。
そんな中、ディスパニたちと一緒に聞いたダイノジの大谷さんの話は目から鱗が落ちる思いで、非常に感銘を受けた。ますはツイッターをもう一度ちゃんとやってみよう。すべての可能性を生かすことを考えたい。

また、二年振りくらいにいしわたり淳治さんと腰を据えてお話することもでき、僕らが色々な所で色々な人に支えられていることを知る。そして、いかにして音楽や楽器の演奏に向き合えばいいか、長らく抱いていた疑問が多く解消された。現在進行形の大人たちは、凄い。マジ強い。


…ちなみに例の件については、そんな大人たちに「あっ」と言う間に吹っ飛ばされました。強えぇ

不肖大内、意識変えます。
おもしろ三国志さんばりに「ガチ」になりたい。あの人は完全に本物だった。音楽家としてもオタクとしてもあるべき姿を見せつけられた。

そんなこんなでもちろん終電はなくなったが、餃子の王将に行けば誰かしらいるだろうと足を運ぶと、奇跡的というか案の定というか撃鉄天野とクリポ大迫がいて、見事に何とかなった。二人が帰ってからは入れ替わりにHOMMEニイが登場、真面目な話を激情的に交わし長い夜は続く。




この先はとんでもないライブばかりだ!


9/23(木/祝)
下北沢BASEMENT BAR
OPEN 17:30 START 18:00
TICKET 前売2300円
N'夙川ボーイズ / ワッツーシゾンビ / キラキラファンタスティック(道下慎介+後藤まりこfromミドリ) / Che-a

ちびるほど素敵なKING BROTHERSマーヤのソロバンド夙川、ワッツーシに後藤さんというこれでもかと関西な一日にオープニングアクトとして殴り込む。こんなに取らないからおいでよ


10/1(金)新宿Motion
OPEN 18:00 START 19:00
TICKET 前売2000円(+1D)
太平洋不知火楽団ワンマン!

観客vs太平洋不知火楽団vs!地獄の三時間耐久ワンマン!


10/9(土)
大須OYS 農村企画
なぜかCDの発売日を名古屋で迎える我々!!


10/10(日)
ディスクユニオン下北沢店インストアライブ
レコ発インストア!店内で大暴れ!嫌いなバンドのCD叩き潰します!嘘です!ぼく嫌いなバンドなんていません!


10/13(水)東高円寺U.F.O CLUB
『中央線ラプソディーVol.8』
OPEN 18:30 START 19:00
乍東十四雄 / ソンソン弁当箱 / フジロッ久(仮) / 昆虫キッズ
DJ:長州ちから(十代暴動社)

なんだこの完璧な組み合わせのイベント!


10/15(金)大阪SUN HALL
10/16(土)京都nano
リリースツアー第一弾ははこモーフとの合コンツアー


10/24にはやっと呼んでくれたFar France企画、
11/3には下北沢のフェス「Shimokitazawa round up」
11/7は俺にとって今年一番大切なライブになるであろう不完全密室殺人の復活ライブ
11/26にはダイノジさんのイベントでTHIS IS PANICととんでもびっくり3マン!
東北、中部、関西ほか太平洋沿岸を行ったり来たりします。


俺はこんなだが。ライブハウスを通じて交わりたいと思ってます。
現場に嘘はないから。

| kaznoco | DIARY | 23:59 | comments(0) | trackbacks(0) | -
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